冨安 慎吾

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TOMIYASU Shingo (准教授)

1981年3月生

自己紹介・アピール

 小学校・中学校・高等学校の「国語科」について研究しています。研究内容は、「方法」だけではありません。「国語科」とはいったい何を学ぶ教科なのかという「内容」、なぜ学ぶのかという「意義」、どのように行われてきたのかという「歴史」、その研究範囲は多岐にわたります。

教育・指導分野

学部:初等教育開発講座

大学院:教育学研究科(教職大学院)兼任教員

専門分野およびキーワード

国語教育学(漢文教育史・パターンランゲージ)

現在の研究分野・テーマ

主に2つの研究をしています。
 1つは、戦後漢文教育の歴史についての研究です。漢文を教材とした教育の発展過程について研究しています。
 1つは、国語科で学ぶ「方法に関する知識」についての研究です。物語を読むことで、説明文を読むことで、話し合ったりスピーチをしたりする中で、作文を書く中で、私たちはどのような「方法」を使っているのでしょうか。そして、それを私たち(児童・生徒・教師)はどのように認識しているのでしょうか。このことを、パターンランゲージという方法を通して考えています。

最近の研究成果

著書
『中学校・高等学校漢文の学習指導 : 実践史をふまえて』溪水社、2016(編集を行いました)
学術論文
「学習観の形成を支援する方法についての検討 ─漢字学習のためのパターンランゲージを用いて─」(『国語科教育』81、全国大学国語教育学会、2017)
「国語科教科内容の記述に関する理論的考察 : <出来事>という観点を導入して」(『国語科教育』79、全国大学国語教育学会、2016)
「漢文教育思潮における昭和30 年代から昭和40年代にかけての問題状況 ―江連隆のとらえた問題状況の場合―」(『国語教育学研究の創成と展開』、溪水社、2015)
「国語学習における知識の創造を媒介するメディアについての検討 : 対話メディアとしてのパターンランゲージの検討を中心に」(『国語科教育』75、全国大学国語教育学会、2014)

担当授業

学部:
初等国語科教育法概説、国語科コミュニケーション教育研究、国語科教材と学習者の研究、初等教育実践基礎III、授業実践研究

大学院:
授業デザインのための学習観の探究、教科指導力向上のための授業研究と課題、子どもに応じた教育内容の開発、学力向上をめざした教育方法の探究(初等)

最近の社会的活動・地域貢献活動

校内研究会講師(大栄小学校、朝山小学校など)
中・高等学校国語科教育講座「書くこと」講師(島根県教育センター)
教員免許状更新講習・講師

メールアドレス

tomiyasu@ (@の後に edu.shimane-u.ac.jp を付けて送信下さい)

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