教員免許の取得と学びのしくみ

 

みなさんはどの教員免許(教育職員免許状)が取りたいですか?

 

 

島根大学教育学部の教員免許取得のしくみ


島根大学教育学部では,卒業研究を通して深い学びを得られる「主専攻」に加え,幅広い知識と技能を得るために選択する「副専攻」,さらに必要な校種の教育職員免許状(教員免許)を取得する際に選択する「免許プログラム」を組み合わせることで3枚以上の教員免許を取得できるしくみを用意しています。

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小学校と中学校の教員免許併有をめざす主専攻・副専攻制

 

学校教員という専門職業では,深い専門的知識と同時に,幅広い知見が求められます。人文科学,社会科学,自然科学,芸術,スポーツの多くの分野から,できるだけ多くの専門的知識,教えるための知識・技能を習得しておく必要があります。そこで,教育学部の教育課程では,次世代に必要とされる教員のニーズを見据えた「小・中教員免許併有」をめざす主専攻・副専攻制をとっています。中学校教員レベルの教科指導に関する知識と技能を持った小学校教員の養成,また,小学校段階からの児童の発達や学びを理解した中学校教員を養成するシステムです。初等系を主専攻に選択した学生は中等(教科)系から副専攻を選び,中等(教科)系を主専攻に選択した学生は,小学校教育専攻を副専攻とします。

この「小・中教員免許併有」の仕組みによって98%の卒業生(令和3年度実績)が2枚以上の教員免許を取得しています。教員採用試験の際に加点されるなど,複数の教員免許の保有は教員採用時に有利です。

 

島根大学教育学部での学びをデザインしてみましょう

 

島根大学教育学部の学びのシステムは,主専攻+副専攻+免許プログラムに加えて,教育現場で広く活用できるスキルや資格が得られる「特別プログラム」を組み合わせることで4年間の学びをデザインできます。どの校種(幼・小・中・高・特別支援)の免許を取得したいか,どの資格やスキルを組み合わせたいか,みなさんでデザインしてみてください。「小・中教員免許併有」が基本ですので,主専攻で初等系(小学校,特別支援)を選んだ場合は副専攻は中等系(各教科)に,主専攻で中等系(各教科)を選んだ場合は初等系(小学校のみ)となります。免許プログラムと特別プログラムは希望に応じて選択することができます。

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卒業要件について

 

教育学部を卒業するには,所定の134単位を修得することに加え,教育体験活動(1000時間体験学修)に参加した時間数が1000時間に達していることが必要です。