教育研究スタッフ
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長谷川 博史

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HASEGAWA Hiroshi (教授)

1965年6月生

自己紹介・アピール

 みなさんにとって自分自身の「興味・関心」とは,どのようなものでしょうか。私の場合,子どもの頃から中国山地の山並みや宍道湖をながめたり,『出雲国風土記』に深い関心を寄せていた祖父の話を聞いたりしながら,遠い昔に思いを馳せて,歴史に興味を持つようになりました。また,親族一同ほとんどが小・中・高等学校の教員であったことは,教師という職業に関心を持つ大きなきっかけとなりました。しかしそうした素朴な興味・関心は,本当の「興味・関心」の卵にすぎません。先人に教えられながら,何が大事な課題であるのかを探り当て、信頼できる根拠を見つけて多面的・多角的に考察し,議論しながら判断し,表現していく…。本当の「興味・関心」は,こうした営みを経て,時には跡形もなく変化し,しかもどんどん広がって,「知識」を産み出し,人との関わりのなかで物事を考えるための「物差し」が創り上げられていきます。そのような「学び」の魅力をどれだけ伝えていけるのか,みなさんとともに研鑽を積んでいきたいと思います。

教育・指導分野

学部:共生社会教育講座

大学院:教育学研究科(教職大学院)兼任教員

専門分野およびキーワード

専門分野:日本史
キーワード:地域,海域,歴史資料,中世,東アジア世界,日本海

現在の研究分野・テーマ

現在の研究分野:日本中世史
テーマ:日本中世の地域社会と地域権力に関する研究
 日本列島と大陸の接点として重要な西日本海地域や中国地方を中心に、水運と港町の発展とアジア海域との関わり、鉄・銀・銅をはじめとする地域資源の役割、とりわけ石見銀山開発が地域社会に与えた影響の大きさ、それらが山陰地域をはじめとする諸政治勢力の動向に与えた影響について明らかにすることにより、日本列島周辺の近世がどのように生み出されたのかを追究しています。

最近の研究成果

著書
『いづも財団叢書 出雲大社門前町の発展と住人の生活』(共著), 今井出版, 2018年
『松江市史 通史編2 中世』(共著), 松江市, 2016年
『いづも財団叢書 出雲大社の造営遷宮と地域社会(下)』(共著), 今井出版, 2015年
『中世日本海の流通と港町』(共著),清文堂出版,2015年
『岩波講座日本歴史9 中世4』(共著),岩波書店,2015年

『松江市ふるさと文庫15 中世水運と松江』松江市教育委員会,2013年

学術論文
「15・16世紀山陰地域の政治と流通」(『貿易陶磁研究』36, 2016年)
「戦国期の地域権力と石見銀山」(『世界遺産 石見銀山遺跡の調査研究』4, 2014年)
「十六世紀の日本列島と出雲尼子氏」(『島根県古代文化センター研究論集』11, 2013年)
「毛利元就の山陰支配 ―生田就光と福井景吉―」(『島根史学会会報』50, 2013年)

担当授業

学部:
日本史概説Ⅰ,日本史概説Ⅱ,日本史講読,日本史課題研究,教科内容構成研究(歴史分野),初等社会科内容構成研究,卒業研究
大学院:
現代的課題に対応した授業デザイン論,教育素材の研究と新しい教材開発

最近の社会的活動・地域貢献活動

鳥取県文化財保護審議会美術工芸部会長
島根県文化財保護審議会委員
島根県古代文化センター客員研究員
松江市史編集委員会委員

メールアドレス

hasegawa@ (@の後に edu.shimane-u.ac.jp を付けて送信下さい)

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