教育研究スタッフ
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川路 澄人

KAWAJI Sumito (教授)

1965年10月生

自己紹介・アピール

 「学ぶ」とは何でしょうか?「教える」とは何でしょうか?私たちは年長者だから年少者に教える資格があるのでしょうか?
【川路の歴史】
0歳 4100グラムオーバーで産まれ,産婦人科の妊婦さんが見物に来る
3〜5歳 幼稚園の3年保育。学校という環境での長い人生の始まり
6〜11歳 あまり記憶のない小学校時代。混声合唱団に所属(NHK杯九州大会準優勝)
12〜14歳 美術に目覚めた中学校時代
15〜17歳 進学校での受験勉強と美術の両立に苦しむ高校の日々
18〜21歳 今からは想像できない多感な鹿児島大学教育学部での日々。痩身
22〜27歳 千葉大学(修士),筑波大学(博士)での大学院時代。今の基礎が作られる。
27歳 故郷の鹿児島で中学校美術の先生。2年生の副担任(半年間)
28歳 山の中の小さな小学校で2年生(7名)の担任(1年間)
29歳 島根大学教育学部美術教育専攻へ着任    
現在は初等教育開発講座所属
 人生の中で9.5年を大学生,大学院生として,20数年を大学教員として大学に所属しています。大学院博士課程を満期退学後,中学,小学校教員を経験し,大学教員になりました。いろいろな年代の子どもたちを教えて,いつも自問すること。私は何をもって人にものを教える資格があるのかと。
 小学生に教えることも,大学生に教えることもその基本は同じ。教える側が勝手に自分は「小学校の先生だから・・・」「大学生を相手にしているから・・・」と思いこんでいるだけではないでしょうか。「学ぶ」人がいるからそれを導き「教える=支える」人がいるだけなのです。
 図画工作科と生活科関連,幼児教育関連の科目を担当しているのでほとんどの教育学部生に対して講義を担当することになります。それ以外にも就職支援室長として教員採用試験対策をしているので,学部のほとんどの学生が私のことを知っています。
 仕事の上では大学生を躾(しつけ)るのが趣味です。「(教員を目指す大学生だからこそ)鉛筆の正しい持ち方,お茶碗の置き方,挨拶の仕方など,小学校で学んだことはできて当たり前」が口癖。(大学生の約半数が鉛筆を正しく持っていません。100人に4〜5人は御飯とおかずを逆に置きます)
 プライベートでは靴と時計と漫画をコレクションすることと,B級グルメを夫婦で楽しむことが趣味。

教育・指導分野

学部:初等教育開発専攻

大学院:教育学研究科(教職大学院)兼任教員

専門分野およびキーワード

J.デューイの芸術教育思想,図画工作科教育,生活科教育,総合学習,幼児教育,教師教育

現在の研究分野・テーマ

アメリカの教育学者J.デューイの芸術教育に関する思想研究(彼の教育哲学の中でも,手を使ってものを作るという学習活動の意義,人間にとって表現するということの意味,そして彼の芸術論との繋がりを「思考」をキーワードに研究しています。)
図画工作科における学力形成と教材開発(造形表現や図画工作科,美術科というとセンスや上手下手という言葉で語られることが多いですが,本当にそうでしょうか?センスのない人や絵を描くのが下手な人にとっては無駄な時間なのでしょうか?モノを作ること,描くこと,見ること,感じること,そして考えることといった一連の学習活動における学力形成について研究しています。また学力形成のために有効かつ小学校現場に取り入れ易い教材開発を行っています。)
生活科や幼児教育における子どもの「学び」についての研究(子ども理解を基盤とした「学び」の方法論とその支援について附属学校園と協力して研究しています。遊びや能動的な学習活動を通しての「学び」を教師がどのように構想し,支援していくのかについて研究を行なっています。)
教職パフォーマンスの研究(教員免許取得には大学での講義はもちろん重要ですが、講義に真面目に出ていれば,良い成績が取得できれば優れた教師になれるというものではありません。教師には児童・生徒と接する時(授業や日常の場面で)細やかな配慮と言葉遣い、適切な立ち居振る舞いを行う必要があります。教師の卵である学生と一緒に様々な場面や授業を設定して具体的にシミュレーションし、実践的にパフォーマンスを鍛えます。この実践を通して多くの学生が教員採用試験に合格しています。)

最近の研究成果

著書:
第9章「立体作品の鑑賞」共著『小学校 図画工作科教育法』2018年3月 建帛社(東京)
論文:
「図画工作科における学習指導要領の構造化に関する研究 ― 主に平成10年版と平成20年版の目標と内容を比較して―」『島根大学教育学部紀要』(教育科学) 第51巻
「島根大学教育学部における教員就職支援の現状と新たな取り組みに向けて」『島根大学教育臨床総合研究』16号島根大学教育学部附属教育支援センター2017
「島根大学教育学部における1000時間体験学修基礎体験領域の課題分析(2)」『島根大学教育臨床総合研究』14号島根大学教育学部附属教育支援センター2015
「島根大学教育学部における1000時間体験学修基礎体験領域の課題分析(1)」『日本教育大学協会研究年報』第33集 2014

担当授業

学部:
図画工作科教育法概説、図画工作科内容構成研究(分担)、生活科教育法概説、生活科内容構成研究、造形表現、授業実践研究

大学院:
教科指導力向上のための授業研究と課題(分担),授業デザインのための学習観の探求(分担),子どもに応じた教育内容の開発(分担),学力向上をめざした教育方法の探究(初等)(分担)

最近の社会的活動・地域貢献活動

ふたばこども園造形研修会 2017年8月3日
安来市造形教育研究会研修会 2016年8月8日
放送大学 面接授業 「子どもの表現と教育」 平成25年1月19.20日
子どもの心を育てる造形の会 夏期研修会 指導助言者 平成24年8月26日
しらゆり第2保育園 造形活動への指導 平成24年5月〜8月

メールアドレス

kawaji@ (@の後に edu.shimane-u.ac.jp を付けて送信下さい)

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