作野 広和
SAKUNO Hirokazu(教授)
1968年5月生
自己紹介・アピール
離島・中山間地域における過疎化や集落の限界化に関する研究を行っています。大学では,学生とともに現地に赴き,地域住民からのヒアリング調査などフィールドワークを重視しています。地域での教育・研究の拠点として,江津市,邑南町,奥出雲町,飯南町,出雲市佐田町に研究室の分室「ラボ」を設置しています。私たちが行った研究成果は,国や政党が検討する政策に反映されています。
教育・指導分野
学 部:社会科教育専攻 地理学担当
大学院: 教育学研究科(教職大学院)兼任教員
専門分野およびキーワード
人文地理学,地域づくり,中山間地域,過疎問題,集落研究
現在の研究分野・テーマ
・中山間地域における地域づくりに関する研究
・過疎地域における集落構造に関する研究
・住民自治組織のあり方に関する研究
最近の研究成果
■著書 | |
1) | 作野広和(2018):中山間地域の課題と可能性.経済地理学会編『キーワードで読む経済地理学』原書房,pp.271-274 |
2) | 作野広和(2018):過疎化と人口減少社会.日本人口学会編『人口学事典』古今書院,pp.312-313. |
3) | 作野広和(2017):新しい時代を拓く人たち.公益社団法人中国地方総合研究センター編・中国電力株式会社編集『なぜそんなに熱いのか-中国地域で輝いている人たち-』中国地方総合研究センター,pp.10-21 |
4) | 作野広和(2017):集落データを利用した白地図の作成.地理情報システム学会教育委員会編『授業のためのGIS教材』古今書院(106p.),pp.66-73. |
5) | 作野広和(2015):村落の小規模・高齢化による課題と新たな役割.上野和彦・椿真智子・中村康子編『地理学基礎シリーズ1地理学概論[第2版]』朝倉書店,pp.76-79. |
6) | 作野広和(2015):村落の構造.上野和彦・椿真智子・中村康子編『地理学基礎シリーズ1地理学概論[第2版]』朝倉書店,pp.73-76 |
■論文 | |
1) | 作野広和(2019):人口減少社会への向き合い方.生活協同組合研究,2019-5,pp.5-13. |
2) | 作野広和(2019):人口減少社会における関係人口の意義と可能性,経済地理学年報,65,pp.10-28. |
3) | 作野広和(2018):「関係人口」の捉え方と自治体の役割.ガバナンス,202号(2018年2月号),pp.18-20. |
4) | Sakuno, Hirokazu(2018):The Degradation and Regeneration of Rural Areas in Japan、社会科研究,39,pp.11-18. |
5) | 作野広和(2017):住民主体の「地域運営組織」と自治体の役割.島根地理学会誌,50,pp.49-62. |
6) | 作野広和(2017):地域の持続可能性とコミュニティ-「縦糸」と「横糸」を紡ぐ地域づくり.ガバナンス,197号(2017年9月号),pp.30-32. |
7) | 作野広和(2017):住民主体の「地域運営組織」と自治体の役割.ガバナンス,2017年1月号,pp.24-26. |
8) | 作野広和(2016):地方移住の広まりと地域対応-地方圏からみた「田園回帰」の捉え方-.経済地理学年報,62-4,pp.324-345. |
9) | 作野広和(2016):人口減少社会における国土形成計画が果たす役割.土地総合研究,24-2,pp.36-45. |
10) | 作野広和(2015):地方創生の可能性:島根県中山間地域の事例.統計,2015年11月号,pp.22-29. |
担当授業
学 部: | 人文地理学概説Ⅰ・Ⅱ,地誌学概説,地域共生学,地誌学実習 等 |
大学院: | 現代的課題に対応した授業デザイン論,教育素材の研究と新しい教材開発 |
最近の社会的活動・地域貢献活動
・総務省過疎問題懇談会構成員
・総務省地域運営組織に関する研究会委員
・農林水産省鳥獣害対策アドバイザー
・国土交通省中国地方整備局
・兵庫県豊岡市地域コミュニティアドバイザー
メールアドレス
hsakuno@ (@の後に edu.shimane-u.ac.jp を付けて送信下さい)
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