長 拓実

 

Cho Takumi (講師)


 

自己紹介・アピール 

高校生の時に「家庭科の学習は楽しい」と思い、教育学部の家政専修に進学しました。これまで、小学校・中学校・高等学校・日本語学校など、様々な学校で勤務し、スウェーデン・カナダ・中国で生活をした経験があります。本学では、小学校の先生や中学校・高等学校の家庭科の先生になりたい学生を支援していきたいと思います。

教育・指導分野

学部:小学校教育専攻

専門分野およびキーワード

家庭科教育 被服学

現在の研究分野・テーマ

スウェーデンのスロイド(slöjd)という、ものづくり教科について研究しています。特に、日本の家庭科における被服製作学習に相当するテキスタイルスロイド(textilslöjd)に着目しています。スウェーデンの小学校や中学校を訪問し、授業観察調査や教師へのインタビュー調査などをしています。

最近の研究成果 

(著書)
長拓実, 上野茂昭. (2025). 山野善正(監), 調理のおいしさの科学(pp. 174–184), 東京: 株式会社エヌ・ティー・エス.
教育図書編集部編. (2025). 「家庭分野」準拠 新 技術・家庭 家庭分野 暮らしを創造する ワークノート, 東京: 教育図書株式会社.
河村美穂編. (2025). 新 技術・家庭 家庭分野 暮らしを創造する, 東京: 教育図書株式会社.
河村美穂編. (2022). Survive!! 高等学校 家庭基礎 教師用指導資料(第2巻), 東京: 教育図書株式会社.
河村美穂編. (2022). Survive!! 高等学校 家庭基礎 教師用指導資料(第1巻), 東京: 教育図書株式会社.
(論文)
上野茂昭, 山内茉莉, 島田玲子, 長拓実. (2025). 地域防災における食領域・住居領域の現状と課題 ―家庭科の授業への応用―. 埼玉大学紀要 教育学部, 74(1), 113–125.
上野茂昭, 山内茉莉, 長拓実, 島田玲子. (2024). 家庭科教育における横断型災害教育のための基礎調査 ―風水害被災地の公助および共助の実態―. 埼玉大学紀要 教育学部, 73(2), 119–130.
長拓実, 瀨川朗. (2024). スウェーデンの被服製作学習における教師の役割 ―個別的な支援に着目して―. 愛知学泉大学紀要, 6(2), 53–67.
小清水貴子, 瀨川朗, 若月温美, 椎谷千秋, 田中和江, 河村美穂, 千葉悦子, 長拓実, 仲田郁子, 中村恵美子, 松井洋子, 松岡文子, 横瀬友紀子. (2024). ライフヒストリーの読み合いにおける家庭科教師の省察の様相 ―読み合いの記録にみられる気づきに着目して―. 静岡大学教育実践総合センター紀要, 34, 140–153.
瀨川朗, 長拓実. (2023). 小学校家庭科の布を用いた製作題材における技術の検討 ―検定教科書の通時的分析から―. 埼玉大学紀要 教育学部, 66(1), 35–48.
(学会発表)

長拓実, 瀨川朗. (2024). スウェーデンのスロイド科教師における被服製作指導の意図と工夫. 日本産業技術教育学会, 第67回全国大会(鳴門).

長拓実, 瀨川朗. (2024). スウェーデンのテキスタイルスロイド教師はどのようにカリキュラムを構想しているか. 日本家庭科教育学会, 第67回大会.
長拓実, 瀨川朗. (2023). スウェーデンのナショナルカリキュラムの改訂に伴うスロイド学習内容の変化 ―2022年版と2018年版以前の比較―. 日本家政学会中部支部, 第67回大会.

担当授業

学部:初等家庭科内容構成研究、初等家庭科教育法概説、中等家庭科教育法概説、中等家庭科教育法臨床、中等家庭科教育法特講A、中等家庭科教育法特講B、被服学I

メールアドレス

tcho@ (@の後に edu.shimane-u.ac.jp を付けて送信してください)

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