三木 伸吾
MIKI Shingo(准教授)
自己紹介・アピール
中学校の保健体育科教員として勤めた経験を活かして、学校体育の価値の再定義や課題解決に関心を持ちながら研究をしています。幼少期から体操競技に打ち込み、大学卒業後は中学校・大学の体操部顧問として、また地域の子どもたち向けの体操教室で指導実践も重ねてきました。最近は体育のICT教材の開発にも携わっています。
教育・指導分野
学部:保健体育科教育専攻
大学院: 教育学研究科(教職大学院)兼任教員
専門分野およびキーワード
保健体育科教育、スポーツ運動学
現在の研究分野・テーマ
「できない運動ができるようになる」には、どのような学習プロセスをたどるのか、運動を苦手としている児童・生徒、教えることに難しさを感じている先生を対象に運動感覚論の視点から研究をしています。
学校体育で活用できるICT教材の開発にも携わっており、スポーツ・体育現場での実践をサポートする取り組みも積極的に行っています。
最近の研究成果
<著書> | |
1. | シダックスのこれできる?スポーツ万能な体になれるとれーにんんぐ遊び40(監修),2025,株式会社KADOKAWA |
2. | ボール運動の運動感覚指導(共著),2018,明和出版,(第1部,第9章,ボール運動の覚える動感創発身体知,pp.26-48・第2部,第3章,「打つ」,pp.94-112). |
3. | 最新体育授業シリーズ 中・高校 器械運動の授業づくり(共著),2006,大修館書店,(第2部,第6節,題名器械運動の幇助(補助)法,pp.234-238). |
<論文> | |
1. | 学校体育における呈示媒体と動感発生の関係,2023,「伝承」運動伝承学研究会23号,(pp.31-48). |
2. | 体育指導実践における促発に関する意味発生分析,2020,「伝承」運動伝承学研究会20号,(pp.55-71). |
3. | 小学校教員の体育指導に関する背景と課題,2020,大阪大谷大学スポーツ健康学会誌第8号,(pp.15-22). |
4. | 体育授業における「対話的な学び」を促す指導の在り方~発生運動学から見た対話とは何か~,2019,大阪大谷大学スポーツ健康学会誌第7号,(pp.3-6). |
5. | 発生運動学からみた「体つくり運動」領域の意義~技能学習の素地としての位置づけ~,2019,大阪大谷大学教職教育センター紀要第10号,(pp.24-32). |
6. | 「体つくり運動」と「体力向上」の関係に関する研究~発生運動学の目的論的視座から授業実践に向けて~,2018,大阪大谷大学スポーツ健康学会誌第6号,(pp.9-12). |
7. | 逆上がりの習得に関する発生運動学的研究‐鉄棒を苦手とする児童の習得事例,2017,大阪大谷大学スポーツ健康学会誌第5号,(pp.9-14). |
8. | 運動指導の能力養成に関する研究~観察分析能力発生への焦点化~,2016,大阪大谷大学スポーツ健康学会誌第4号,(pp.13-18). |
9. | 体育における指導の構成化に関する研究~後転とび促発指導の実践事例から~,2015,大阪大谷大学スポーツ健康学会誌第3号,(pp.53-61). |
10. | 体育科教育における小・中学校連携の在り方に関する研究,2013,大阪大谷大学教職教育センター紀要第4号,(pp.13-24). |
担当授業
学部:
保健体育科教育法概説A(体育),保健体育科教育臨床,保健体育科教育法特講,体操・ダンス教材研究・武道教材研究,基礎スポーツ実習(体操・器械運動,水泳,スキー,野外活動)
大学院:
子どもに応じた体育・保健体育科教育内容の開発,資質・能力の育成をめざした体育・保健体育科教育法の探求 ,現代的課題に対応した体育・保健体育科授業デザイン論,体育・保健体育科の教育素材の研究と新しい教材開発
最近の社会的活動・地域貢献活動
(所属学会)
日本体育・スポーツ・健康学会,日本スポーツ運動学会,臨床実践の現象学会
(地域貢献活動)
1.全国小学校体育科教育研究集会豊田大会 指導助言,2025.
2.大阪府教員研修会体育実技講習(跳び箱運動)講師,2025.
3.河内長野市夏季教員研修体育実技(組体操)講師,2025.
4.芦屋市夏季教員研修体育実技(マット運動)講師,2025.
5.寝屋川市夏季教員研修体育実技(走運動)講師,2025.
6.藤井寺市夏季教員研修体育実技(鉄棒運動)講師,2025.
メールアドレス
shingomiki1977@ (@の後に edu.shimane-u.ac.jp を付けて送信してください)
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