早川 知宏

 iro-pen

HAYAKAWA Tomohiro (助教)

  

 

自己紹介・アピール

鳥取県境港市で生まれ、山口と広島で研究生活をし、2019年10月に島根大学教育学部に着任しました。現在は、学級の子どもたちをどのように自治的な集団に育てるのか、に関心をもっており、日本とドイツを中心にして規律論や学習集団論、特別活動論に関する学術的な動向を研究しています。趣味は魚釣りです。島根県で多くの自然に触れることができればと思います。

教育・指導分野

学 部:小学校教育専攻
大学院:教育学研究科(教職大学院)兼任教員

専門分野およびキーワード

教育方法学・特別活動

現在の研究分野・テーマ

  1. 戦後ドイツにおける規律の指導に関する理論的・実践的な展開について、東ドイツと西ドイツ、統一後ドイツにおいてそれぞれどのような指導の特質なのか、その意義と課題について研究しています。
  2. 現代ドイツにおいて、特別活動の領域である学級活動、児童会・生徒会活動、クラブ活動、学校行事がどのように組織されているかを日本と比較しながら検討し、子どもが自治的に学級・学校づくりに参画する方法を研究しています。
  3. 日本において学習集団論がどのように展開してきたのか、またその今日的課題を研究しています。

最近の研究成果 

〇著書
熊井将太、早川知宏(2019)「現代ドイツにおける規律と指導のルネサンス」久田敏彦監修、ドイツ教授学研究会編『PISA後のドイツにおける学力向上政策と教育方法改革』八千代出版、201-226頁。
〇論文
早川知宏(2020)「特別活動の指導方法に関する一考察―ドイツにおける学級会(Klassenrat)を手がかりに―」中国四国教育学会『教育学研究紀要(CD-ROM版)』第65巻、285-290頁。
早川知宏(2019)「現代ドイツ教育学における指導論に関する一考察」日本教育方法学会『教育方法学研究紀要』第44巻、13-23頁。
早川知宏(2019)「東ドイツ教育学における規律(Disziplin)に関する一考察」中国四国教育学会『教育学研究紀要(CD-ROM版)』第64巻、483-488頁。
早川知宏(2018)「 現代ドイツにおける規律指導論の再提起―「ブエブ論争」のその後の展開―」中国四国教育学会『教育学研究ジャーナル』第23巻、19-27頁。
早川知宏(2018)「現代ドイツにおける学級経営論に関する一考察」『広島大学大学院教育学研究科紀要第三部(教育人間科学関連領域)』第67号、109-115頁。
早川知宏(2018)「学校教育における社会的コンピテンシー(Soziale Kompetenz)の育成に関する批判的検討」中国四国教育学会『教育学研究紀要(CD-ROM版)』第63巻、579-583頁。
早川知宏(2017)「授業における規律指導と自己規律の形成に関する一考察―コルン(Korn, C.)によるDisziplinの問題史的考察を手がかりに―」『広島大学大学院教育学研究科紀要第三部(教育人間科学関連領域)』第66号、79-87頁。
早川知宏(2017)「授業における規律指導に関する研究」中国四国教育学会『教育学研究紀要(CD-ROM版)』第62巻、162-167頁。
深澤広明、八木秀文、吉田成章、松尾奈美、松田充、佐藤雄一郎、小山美香、早川知宏、廣中真由美、宮本勇一(2016) 「教科書は子どもたちにどのような学習を求めているか―平成26年度検定済み小学校教科書の分析を中心に―」中国四国教育学会『教育学研究紀要(CD-ROM版)』第61巻、84-94頁。

担当授業

学部: 学校教育実践学原論、教育の方法および技術、教育の方法および技術(初等)、教育の方法および技術(中等)、教育課程論、教職ガイダンス、授業実践研究、初等教育実践基礎B、総合学習研究、特別活動指導論、特別活動指導論(中等)
大学院: へき地・複式教育の視点から見た学級・学校経営、学級・学校のマネジメントと課題

最近の社会的活動・地域貢献活動

 

メールアドレス

  hayakawa@ (@の後に edu.shimane-u.ac.jp を付けて送信下さい)

研究者総覧ページはコチラ