野村 真弘

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NOMURA Masahiro (講師)

  

 

自己紹介・アピール

物心ついた頃から絵を描くことが好きで、描き続けてきました。描くという行為自体は至極単純な行為ですが、単純であるがゆえの様々な発見があり、一つずつの発見にはまたそれぞれの探求があります。そして、こうした発見と探求の旅を皆さんと共に行い、お互いを深めていければと願っています。

教育・指導分野

学 部:美術科教育専攻
大学院:教育学研究科(教職大学院)兼任教員

専門分野およびキーワード

絵画、現代美術、表現と鑑賞、美術教育

現在の研究分野・テーマ

 ここ数年間では線や点、面といった素朴な造形要素を用いて、「見立てによって生じる物語性について」を絵画として結実させようとしています。多くは日常的なドローイング(素描)をもとに作品の形態をいくつか試作し、踏ん切りをつけたところで一気に作り上げるといった方法をとっています。他にも、アクリル絵具とフェイクファーを組み合わせ、動物の毛皮を模した表現の試みなど、従来の方法論とは違ったアプローチによる制作も並行して進めています。
 これらを結果的に自作品として残すかどうかは、物が完成したあとの観察と言語化によります。場合によっては、最終的に全てをやり直すことも少なくありません。作っては壊すといった、ありがちながらでも重要視しているサイクルを通して、自身の発見と探求をより確実に、豊かなものにしていこうと試みています。

最近の研究成果

〇実技:個展
2020年 oギャラリーeyes(大阪)
2019年 oギャラリーeyes(大阪)
2017年 珈琲もくれん(和歌山)
2016年 almoギャラリー(和歌山)
  その他
〇実技:グループ展

2018年「トゥールビヨン16」 oギャラリーeyes(大阪)

2018年「新進芸術家選抜展FAUSS」 アーツ千代田3331(東京)
2017年「ファインアート・ユニバーシアードU-35」 つくば美術館(茨城)
2016年「貝塚まちなかアートミュージアム2016」 貝塚市水間(大阪)
  その他
〇論文
2020年 「保育者養成校と自治体との連携・協働に関する研究―郷土愛を育む保育教材開発を通して―」、共著、『和歌山信愛大学教育学部紀要第1巻』、2020年3月、(研究代表者)森下順子、(共同研究者)花岡隆行、野村真弘、伊原木幸馬
2020年 「子どもの表現を育むための授業実践に関する考察」、共著、『信愛紀要第61号』、2020年3月、(研究代表者)野村真弘(共同研究者)今西香寿、種田葉子、石川裕子
2020年 「教育現場で行われている表現に関する実態調査と領域の内容に関する考察」、共著、『信愛紀要第61号』、2020年3月、(研究代表者)今西香寿(共同研究者)野村真弘、種田葉子、石川裕子
2019年 「描くこと、つくることへの意欲に関する考察図画工作・美術における苦手意識との関係性」、単著、『信愛紀要第60号』、2019年2月
  その他

担当授業

学部: 絵画演習Ⅰ・Ⅱ、絵画概論、絵画実習Ⅰ・Ⅱ、絵画演習A・B、絵画基礎概説、美術科内容構成研究A、図画工作科内容構成研究
大学院: 現代課題に対応した授業デザイン論、教育素材の研究と新しい教材開発

最近の社会的活動・地域貢献活動

2019年 日本赤十字社和歌山医療センター小児科病棟の壁面装飾
2019年 木の国わかやま木育フォーラムin南紀田辺トークセッション

2018年 一般社団法人全国保育士養成協議会学術研究助成「郷土愛を育む保育教材の開発を通した保育士養成校と自治体との連携・協働に関する研究-地域に伝わる民話・わらべうた・美術作品に焦点をあてて-」ワークショップ

2018年 近畿ブロック保育士養成協議会研究費助成研究「乳幼児の育ちへの気づきとその共有による子育て支援~楽器・人形・積木あそびを通して~」における、活動実践とフィードバック
2017年 実践的教育プログラム「色と遊ぼう、びりびり・ぺったんで作品制作」実践活動
その他

メールアドレス

nomura_m@ (@の後に edu.shimane-u.ac.jp を付けて送信下さい)

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