宇都宮 明子

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UTSUNOMIYA Akiko(教授)

 

 

 

自己紹介・アピール

  地理・歴史・公民といった各科目の内容を興味深く、分かりやすく説明できるのがよい社会科教師と思っていないでしょうか。社会科の授業を開発するためには、どのような考え方に基づいて授業を設計し、どのような教材や方法で教えるのかという理論と実践の両面からのアプローチが必要となります。大学で社会科教育学を学ぶことで、今まで持っていた社会科の教師に対する固定観念を覆して、優れた社会科教師をめざしてみませんか?

教育・指導分野

学部:社会科教育専攻

大学院:教育学研究科(教職大学院)兼任教員

専門分野およびキーワード

歴史教育、社会科授業、コンピテンシー、授業評価、市民

現在の研究分野・テーマ

 日本とドイツの歴史教育学を専門としています。ドイツの歴史教育学者の文献、歴史科学習指導要領、歴史教科書を対象として、ドイツではどのような目標・内容・方法で歴史を教えているのかを調査してきました。現在は、日本とドイツを比較しながら、歴史学習で育成すべきコンピテンシー(資質・能力)とその評価方法について研究しています。

最近の研究成果

○著書
『高校社会「歴史総合」の授業を創る』(共著)明治図書、2019年
『教科教育学研究の可能性を求めて』(共著)風間書房、2017年
『社会科教育学研究法ハンドブック』(共著)明治図書、2015年
『教師教育講座第13巻 中等社会系教育』(共著)協同出版、2014年
『現代ドイツ中等歴史学習論改革に関する研究-現実的変革の論理-』(単著)風間書房、2013年
○学術論文
「社会科学習指導要領におけるアウトカム志向への転換に関する考察-FUER歴史意識プロジェクトのコンピテンス・モデルに基づいて-」(『日本教科教育学会誌』第42巻第2号、2019年)
「歴史意識研究の史的展開と今後の展望に関する考察-ドイツにおける歴史意識研究に基づいて-」(『社会科教育研究』第130号、2017年)
「日独歴史意識研究の比較考察-歴史教育学研究における教育目的概念に焦点化して-」(『社会科研究』第85号、2016年)
「歴史意識の連続的形成を図る初等・中等接続研究-ドイツ教科書の分析をもとに-」(『日本教科教育学会誌』第39巻第1号、2016年)
「歴史研究と歴史の再構成の観点から読み解く思考力・判断力・表現力の育成-ニーダーザクセン州の小学校歴史学習を事例として-」(『社会系教科教育学研究』第27号、2015年)

担当授業

学部:中等社会科教育法概説、公民科指導法、地理歴史科指導法、中等社会科教育臨床、共生思想論講読、共生社会演習、卒業研究
大学院:子どもに応じた教育内容の開発、現代的課題に対応した授業デザイン論、学力向上をめざした教育方法の探究(中等)

最近の社会的活動・地域貢献活動

全国社会科教育学会理事

メールアドレス

autsunom@(@の後に edu.shimane-u.ac.jp を付けて送信下さい)

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