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目に見えない電磁波を感じるためのラジオを用いた教材

(2018年度)

プロジェクトの名称 目に見えない電磁波を感じるためのラジオを用いた教材 
プロジェクトの概要  電磁波に関して系統的に学ぶ機会が小中学校の理科や技術科にはない.「携帯電話やテレビなどの無線通信技術」・「放射線」・「光の性質」・「太陽光」・「光とのエネルギー変換」など電磁波が様々な場面で頻出しているが,それぞれ別の現象として教科書では扱われている.電磁波の概念を理解すれば,上に挙げたような現象を同じ視点から見渡すことができ,自然現象を基に論理的な思考がこどもに育まれるはずである.
 本プロジェクトでは,ラジオ作製を通して電磁波を学ぶための教材開発とプログラムの開発を行う.
プロジェクトの
実施状況
 電磁波の定義や性質を紹介するために,光を専門とする塚田と教育方法学を専門とする橋爪が協力して「電池を使わないゲルマニウムラジオ」の教材化を行った.これまで,200メートル程度の長いアンテナが試聴には不可欠で,作製したラジオを家に持ち帰って聴くことができなかったが,アンテナを小型化することで,家庭に持ち帰ることが可能な教材へと発展させることができた.
 卒業研究において,「成長段階に応じた小型ラジオの組立法の検討」や理科カリキュラム上におけるラジオ作製の位置付けを明確化し,科学教室や学校現場で教材を活用して100名以上の子どもに電磁波について授業を行った.
研究組織
所属・職 氏名 専門分野
自然環境教育講座・准教授 ○塚田真也 物理学(強誘電体物理学・振動分光学)
大学院教育学研究科教育実践開発専攻・教授 橋爪一治 技術科教育方法学
本プロジェクトにより期待される効果
(成果の公表方法を含む)
・科学教室開催 (雲南20人・松江40人・松江40人)
・小学校理科における実践(大谷小学校 約10名)
・中学校理科における実践 (松江第一中学校 約20名)
・卒業論文において,ラジオ教材についてまとめた.
→2019年度か2020年度に,卒研生(教職大学院に進学)を第一著者として,紀要で公開する予定.
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