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附属学校園の研究成果の普及促進および附属学校園における「未来創造科(仮称)」のカリキュラム開発

(2017年度)

プロジェクトの名称 附属学校園の研究成果の普及促進および附属学校園における「未来創造科(仮称)」のカリキュラム開発
プロジェクトの概要

(1)日本教育大学協会研究集会での研究発表
日本教育大学協会研究集会(当番校:愛知教育大学)にて「附属学校園公開研究会における参加者アンケートの分析」という題目で研究発表を行う。


(2)附属学校園と学部が協働した授業研究会等の開催

(a)小学校理科・算数科に関する教科横断的な学習に関する研究会を浜田地区等で開催
 教科横断的に学習を改善していく必要(現代的な教育課題)があり,次期学習指導要領でも重視されている点である.この点に焦点化した研究会を理科・算数科で協働して企画する.昨年度,教員研修が手薄な島根県西部地区で開催したところ好評であったため,今年度も松江地区以外で引き続き実施する。

(b)中学校数学科での授業研究会および講演会等の開催
 講師を招聘し,研修会を実施する。実施案内は県内全ての中学校,高等学校,米子市内の中学校に送る。


(3) 「未来創造科(仮称)」に関する情報収集

バージニアコモンウェルス大学を中心としたバージニア州で情報収集を行う。

プロジェクトの実施状況

 (1)日本教育大学協会研究集会での研究発表
 2017年10月14日に開催された日本教育大学協会研究集会(当番校:愛知教育大学)にて御園真史と鶴原渡により,「附属学校園公開研究会における参加者アンケートの分析」という題目で研究発表を行った。

(2)附属学校園と学部が協働した授業研究会等の開催
 (a) 2018年2月24日に小学校理科・算数科に加え、社会科に関して研究会を浜田市立中央図書館で開催した。附属小学校教員6名が現地で開催した。約20名ほどの参加者があり、好評であった。
 (b) 中学校数学科での授業研究会および講演会等の開催
松江市教育研究会数学部会との連携のもと,2018年2月23日に松江市立八束学園で,第2回授業づくり研修会を開催した。
 当日は,八束学園の黒崎恭平教諭の授業公開,山口県山口市立鴻南中学校の大田誠教諭の授業公開,鳥取県米子市弓ヶ浜中学校の小谷斉教諭によるワークショップを開催した。約60名の参加者があり、盛会であった。
 また、2017年9月から、2月の当日まで、6回(ただし、うち1回は大雪のため中止)にわたり、授業づくりのための勉強会を開催し、教員の指導力向上に貢献した。

(3) バージニア・コモンウェルス大学を中心としたバージニア州での「未来創造科(仮称)」に関する情報収集
 2017年9月に,バージニア・コモンウェルス大学を訪問し,同大学に所属するグローバル教育コースに所属する教員および学生に聞き取り調査を行った。この結果,「未来創造科(仮称)」のベースとなる現在の附属中学校の「総合的な学習の時間」3年生の「住みたい街プロジェクト」には,多様な視点からの議論が不足しているように思われ,改善の余地があることが示唆された。
 さらに,川崎汽船の現地法人を訪問したところ,非常によい環境のもとで業務が遂行されており,現在附属中学校2年生の「総合的な学習の時間」で行っている職場体験の限界等を踏まえ,今後改善の方向性について検討していくこととした。

研究組織
所属・職 氏名 専門分野
数理基礎教育講座・准教授 ○御園 真史 数学教育学・教育工学
初等教育開発講座・准教授 深見 俊崇 教師教育,教育工学
初等教育開発講座・准教授 香川 奈緒美 コミュニケーション学
附属中学校・教諭 大谷 由香 数学教育
附属小学校・教諭 鶴原 渡 算数教育
附属小学校・教諭 関野 淳也 理科教育
本プロジェクトにより期待される効果
(成果の公表方法を含む)
 島根大学附属学校園の研究成果を教大協の研究集会で発表することで,全国的に広めることが可能である.この場合の成果物は,研究発表の資料,論文等である。
 また,研究会においては,地域の学校教員に対する資質・能力の向上に貢献できる。授業づくりのための勉強会で指導案検討会を継続して行うことを通して,それぞれの教員の指導力の向上になる。また,地域の数学科教員との情報交換や協議を通して,数学教育における課題を把握することができる。この場合の成果公表の方法は学習指導案等の配布である。さらに,附属学校義務教育学校化を見据えたカリキュラム開発に貢献する。
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