教師力育成に向けての「1000時間体験学修基礎体験領域」の充実

( 2016年度)

プロジェクトの名称 教師力育成に向けての「1000時間体験学修基礎体験領域」の充実
プロジェクトの概要  学部のリニューアルを前に、「1000時間体験学修基礎体験領域」の成果を検証し、教師力の育成に向けての改善と充実の方策を探ることが求められている。そこで、本プロジェクトにより、下記の①②の観点から現状を把握し、解決への方策を検討した。
①体験学修に臨む学生達の意識
②体験学修の事業所の受け入れ体制
 そこで、本プロジェクトにより、アンケート調査を実施して現状の把握を行い、解決への方策を検討した。
プロジェクトの
実施状況
①体験学修に臨む学生達に対する意識調査
各学年を対象に行っている基礎セミナーにおいてアンケート調査を実施し、結果の分析を通して学生達の意識の現状および教師力の育成に向けての課題を明らかにした。
②体験学修の受け入れ体制の現状把握と改善に向けた検討
事前事後指導の際の学生からの聴取・体験先の視察・基礎体験活動連絡会議での事業所からの意見聴取・事業所へのアンケート調査を実施し、結果の分析を通して受け入れ体制の現状を把握するとともに教師力の育成に向けての課題を検討した。
③紀要の発行
紀要『教育臨床総合研究』を発行し、「1000時間体験学修基礎体験領域」の成果と課題について発表した。29年度版の紀要においても「1000時間体験学修基礎体験領域」の成果と課題について継続的に発表する予定である。
研究組織
所属・職 氏名 専門分野
初等教育開発講座・教授

○廣兼志保

体育科教育,教師教育

教育支援センター・准教授 山田二郎

教師教育

教育支援センター・准教授 京谷雄輔

教師教育

教育支援センター・特任教授 柳野幸敬

社会教育,教師教育

教育支援センター・特任教授 山根貴史

教師教育

教育支援センター・特任講師 長岡美沙

教師教育

本プロジェクトにより期待される効果
(成果の公表方法を含む)

 本プロジェクトにより得られた結果は、体験学修プログラムの改善や学生指導に還元され、本学部の特色づくりに貢献することが期待される。
 本プロジェクトの成果は、島根大学教育学部附属教育支援センターと基礎体験活動の受け入れ事業所とで実施する「基礎体験活動連絡会議」で報告されるほか、島根大学教育学部附属教育支援センター紀要『教育臨床総合研究』上においても公表する。

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