教員養成学部・教職大学院における教科内容学と教科教育学の研究連繋

( 2016年度)

プロジェクトの名称 教員養成学部・教職大学院における教科内容学と教科教育学の研究連繋
プロジェクトの概要  教職大学院新設や学部教育体制の再編成に対応して,教科内容学領域と教科教育学領域の協同による研究・教育組織整備を目標とし,以下の5件を主に遂行する。
  1. 教科内容学研究と教科教育学研究との協同・連携の方法について検討する。特に,「教科内容構成研究」(学部)、「授業デザイン論」(大学院)を重視する。
  2. 教科内容学と教科教育学の研究連繋に関する研究発表会・研究会・講演会等を開催する。
  3. 教育学部・教育学研究科の構成員(教員・大学院生・学生)から研究協力や助言を得る。
  4. 教育職員免許法、授業、研究業績の3者関係のあり方について検討する。
  5. 本プロジェクトの成果公表の方法として『島根大学教育学部紀要』別冊特集号を編集することについて検討する。
プロジェクトの
実施状況
  1. 教科内容学研究と教科教育学研究との協同・連携の方法について検討した。特に,「教科内容構成研究」(学部),「授業デザイン論」(大学院)に注目した。
  2. 教科内容学と教科教育学の研究連繋に関する研究会や講演会等の機会に,教育学部・教育学研究科の構成員から教科内容学と教科教育学の連携に関する知見・意見・疑問点などを聴取した。
  3. 教育職員免許法と教員の研究業績の関係について検討した。
  4. 本プロジェクトの成果公表の場としての『島根大学教育学部紀要』別冊特集号編集について検討した。
  5. 「教員養成学部・教職大学院における教科内容学と教科教育学の研究連携」にかかる研究協議会 及び 講演会を開催した(平成29年2月23日。講師:岡山大学教師教育開発センター教授高旗浩志氏)。

研究組織
所属・職 氏名 専門分野
教育学部・准教授 有田 洋子 美術科教育学
教育学部・教授 伊藤 豊彦 身体教育学
教育学部・講師 塚田 真也 物理学
教育学部・教授 肥後 功一 臨床心理学
教育学部・教授 ○福田 景道 国文学
教育学部・教授 松本 一郎 理科教育学
本プロジェクトにより期待される効果
(成果の公表方法を含む)
 本学部・大学院の重点的な研究領域を強化することで、中期目標13中期計画30の達成に寄与する。
学部・大学院の改組に対応した研究体制を確保できる。
 教育職員免許法や学習指導要領の改訂に対応できる。
本プロジェクトで得られた成果は、『島根大学教育学部紀要』などで公表される。次年度以降に、同紀要の別冊特集号の刊行を促進する効果も期待できる。