隠岐スマートグリッド教材化プロジェクト

( 2016年度)

プロジェクトの名称 隠岐スマートグリッド教材化プロジェクト
プロジェクトの概要   隠岐では,環境省の補助事業採択を受けて,中国電力が「再生可能エネルギーを有効利用するプロジェクト」を行っている.
地域のニーズに合わせたスマートグリッド(次世代電力網)の構築を試みており,地域のエネルギー教材として取り入れやすい.
 
 本教材化プロジェクトでは,インドネシアからの研修生を中心に隠岐の島におけるスマートグリッドを教材化し,附属中学校で授業実践を行った.そして,今後,インドネシアでも同授業を行う.
プロジェクトの
実施状況
2016年4月~2月:大学
・エネルギーの基礎を学んだ.
・隠岐の電力事情を調べた.
・スマートグリッドの教材化をおこなった.
2016年10月:隠岐の島
・スマートグリッドの見学した.
 (中国電力との協同.)
2017年3月:附属中学校
・授業実践,授業評価.
 授業実践は,インドネシアからの研修生が行い,
 教職大学院の学生が見学した.
今後,研修生がインドネシアに教材を持っていき,同様の授業を行う.そして,島国のエネルギー・地域に合ったエネルギーといった観点で,国際比較を行う.
研究組織
所属・職 氏名 専門分野
自然環境教育講座・講師 ○塚田真也 物理学,エネルギー環境教育
教育学研究科 教育実践開発専攻・教授 橋爪一治 技術科教育
本プロジェクトにより期待される効果
(成果の公表方法を含む)
・国際連携.
・附属中学校や教職大学院,地元電力会社との連携. 今後
・インドネシアの10年生に対して,開発した教材で授業実践を行う
・学術論文としてまとめる.