卒業生による保健体育科教員を目指す学生への特別講義

( 2014年度)

プロジェクトの名称 「卒業生による保健体育科教員を目指す学生への特別講義」 
プロジェクトの概要

 平成27年1月31日(土)~2月1日(日),表記の特別講義を開催いたしました。
 今年度は,錦織由美先生(出雲市立檜山小学校教諭,平成元年卒)、佐々木浩三先生(島根県立平田高等学校教諭,平成2年卒),小林史宜先生(福岡県那珂川北中学校指導教諭,平成6年卒)の3名を講師に迎え,2日間にわたり大変有意義な講義及び実技指導を行っていただきました。
 1日目午前は佐々木浩三先生による「高等学校における保健体育授業と運動部活動について」の講義が行われました。特に専門の柔道ではご子息を国際大会や選抜大会で優勝するまでの過程のお話しが学生の興味を引いたようでした。午後は錦織由美先生による「運動意欲を高めるリズムダンスと表現運動の指導」のテーマで体育館一杯を使った実技指導が行われました。現在の小学校における表現運動の状況説明も交え、精力的に授業を行っていただきました。その後、場所を教室に移し、小林史宜先生の「積極的生徒指導と学校行事の創造 ~生徒会活動による活気ある学校づくり~」前半部分の講義が行われました。いわゆる荒れた中学校に赴任して以降の先生の取り組み等映像を交えて紹介していただき、先生が話される内容や話しぶりに引き込まれていました。
 2日目は小林先生の後半部分の講義が行われました。生徒会活動と教員との連携,剣道部の活躍等,前日とは違った内容をお話しいただきました。
 当日は,健康・スポーツ教育専攻全学生,大学院健康系コース院生,1年短期履修コース現職教員及び講座教員が参加し,活発な質疑応答が展開されました。また,参加学生にはレポートの提出を求め,講師の先生方に送付いたしました。レポートを見ると,
上級生に進むほど本学部で学んだ教師力が身についてきたことを感じとることができました。
 なお,本特別講義は体験活動(専攻別体験)として時間認定するとともに,4年生の教職実践演習プログラムの一環として実施しました。 

プロジェクトの
実施状況

 講義(実技)内容は以下のとおりです。 

1月31日(土)  
佐々木浩三先生 『高等学校の保健体育授業と運動部活動について』
錦織由美先生 『運動意欲を高めるリズムダンスと表現運動の指導』
小林史宜先生 『積極的生徒指導と学校行事の創造~生徒会活動による活気ある学校づくり~』
2月1日(日)
小林史宜先生 『積極的生徒指導と学校行事の創造~生徒会活動による活気ある学校づくり~』
研究組織
所属・職 氏名 専門分野
教育学部・教授 平井 章 スポーツ哲学
教育学部・教授 伊藤豊彦 スポーツ心理学
教育学部・教授 ○境 英俊 運動学
教育学部・准教授 西村 覚 健康教育
教育学部・准教授 原 丈貴 運動生理学
教育学部・講師 久保研二 体育科教育学
保健体育課指導主事 青山 巧 保健体育