2019年2月7日~27日,教育学部他13名の学生がミシガン州立大学での研修に参加しました
2019年2月7日~27日,教育学部10名と他学部3名の計13名の学生が,米国ミシガン州立大学を訪れ,研修に参加しました。この研修は,全学共通教育科目「英語海外研修H」に該当し,島根大学・ミシガン州立大学協働学修事業として実施されたものです。米国大学の正規科目での協働学修として,ミシガン州立大学の教師教育カリキュラムによる講義を受講することがプログラムの中心です。
ミシガン州立大学は,教師教育分野では25年連続で全米1位の評価を得ている大学です。参加学生は,この恵まれた環境で,同大の学生とともに合同講義を受講したほか,日英バイリンガル教育校等の見学研修,現地小・中・高校での授業実践,日本人学校見学研修など,多岐にわたる活動を行いました。
教員養成課程における多角的視点とグローバル視野,教育現場に見られる多様性,不公正,移民,貧困,共生といった概念を,他者との対話や授業実践を通じて,深みを持って理解できるようになったことが,参加学生にとって大きな学びとなりました。
また,本学学生の授業実践を見てくださった現地校の先生から,挨拶の決まり文句ではない「是非来年も来てください」というお言葉をいただくことができました。
本研修も6年目になりました。現地の学校とWin-Winの関係性を築くことができたのは,協働でプログラム企画と運営を行っているミシガン州立大学側のパートナーや地域の教育団体の他,これまで本プログラムへの参加を決意し,容易でない課題に懸命に取り組んだ学生の貢献のおかげです。( ポスター )
(引率教員 香川奈緒美)