2020年2月12日（水），鳥取県教育委員会と島根大学教育学部が締結した「「未来の教師」育成プロジェクト」の一貫として，鳥取県立米子西高等学校において島根大学教育学部の教員3名が講演を行ないました。

　講演は「教師を希望するみなさんへ」という題目のもと，同校で教職に関心のある1年生，2年生とその保護者を対象として実施されました。まず竹田健二副学部長が新しい学習指導要領と「主体的・対話的で深い学び」について解説するとともに，教育学部で求められる学生像について説明しました。次に木下公明特任教授は，鳥取県で現在多くの教員が求められていることや，ふるさとで教員になることの意義について自身の経験も交えて語りかけました。最後に縄田裕幸副学部長は，教員養成課程での授業の一端をミニ講義風に紹介した後，教員という仕事の意義とやりがいについて話しました。

　40数名の高校生と保護者は，それぞれの講師の話に熱心に耳を傾けていました。この講演が彼らが将来の進路を考えるきっかけになることを願っています。