平成29年度 第4回FD研修会を開催しました。

公開日 2017年11月13日

平成29年度 教育学部 第4回FD研修会を開催しました。

 日 時 : 平成29年9月13日(水)16:15~16:45
 場 所 : 教育学部棟5階多目的ホール
 題 目 : 「新入生を中心とした教職志向の状況について」
 出席人数: 48名

 今回は、本学部附属FD戦略センター教育情報システム管理・分析部門の冨安慎吾准教授・辻本彰講師より、新入生の状況について、4月に実施した一般教養ちからだめしと教職志向性調査にもとづいた分析結果が報告されました。とりわけ今年度は、学部改組が入学生の動向にどのような影響を与えているのかという点も、注目されるところでした。
 その結果、一般教養ちからだめしの得点や全体的な教職志向性の傾向については、昨年度以前から大きな変化は見られなかったようですが、本学部を第一志望として入学した学生の割合が増加したことなど、いくつかの特徴も明らかにされました。さらに、一般教養ちからだめしの結果と、入試方法や教員採用試験筆記試験結果との関連性についての指摘は、今後の学生指導上において大変示唆的であると思いました。
 また、これらとは別に、学部2年生以上を対象とするアンケート調査の結果も報告されました。とくに、全般的な読書量やアルバイト時間に関する調査結果は興味深いものであり、指導上の留意点や課題を考えていくための情報として有益なものと考えられます。
 今後も、引き続き要因の分析や経年調査を進めるとともに、FD研修会などを通じて情報と課題の共有を図っていきたいと考えています。

 

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