西村 覚

 

NISHIMURA Satoru (准教授)

1963年7月生

自己紹介・アピール

 テニスと学校保健を専門にしています。テニスでは特に初心者を対象とした効果的な指導法について研究しています。近年Tennis P&Sというプログラムが広がっており、ゲーム(試合)に役立つ楽しい練習方法(Game Based Approach)について実際の指導しながらその効果を確かめています。また、近く小学校の体育授業にテニスが取り入れられる予定です。テニスは「攻守一体タイプ」として単純で皆が楽しめる種目として注目されています。体育のテニスの授業方法についても研究しています。
 学校保健の中では保健科教育法といって、保健体育科の「保健」の授業の作り方、やり方について研究しています。考えたくなるような「問題」や「動画」や「写真」の効果的な使い方、グループ活動の方法などを理論に基づいて考える事で楽しくためになる保健の授業づくりを考えています。

教育・指導分野

学部:保健体育科教育専攻
大学院:教育学研究科(教職大学院)兼任教員

専門分野およびキーワード

学校保健、健康教育学、テニス

現在の研究分野・テーマ

喫煙防止教育
テニスの効果的な指導法
小学校「攻守一体タイプ」ボールゲーム授業におけるゲームパフォーマンス評価法の開発

最近の研究成果

著書
テニス指導教本、(公財)日本テニス協会編、大修館書店、2015
学校保健ハンドブック 第6次改訂編:教員養成系大学保健協議会編、ぎょうせい2014
論文
準備運動の工夫が体育授業に及ぼす効果の検討、山陰体育学研究、29、2015
島根大学教育学K部附属学校園の独自性一貫教育を軸とした学部と付属学校園との教育・研究連携、日本教育大学協会研究年報、2014
運動習慣を持たない女子大学生における身体活動量確保の要因分析~時間帯別にみた身体活動量からの検討~、山陰体育学研究、2012
大学1年生における精神的健康状態-喫煙/飲酒/性行動との関連-島根大学教育学部紀要、43、2009
学会発表
教員養成段階の学部生における「行為の中のリフレクション」の実態に関する一考察、日本スポーツ教育学会第36回学会大会
学校体育におけるTennis Play & Stayプログラム教材化の検討 -ネット型球技「攻守一体プレイ」タイプの教材として-、第28回テニス学会
小学校放課後クラブ活動へのテニス導入の試み-島根県テニス協会と松江市との取り組みから-、第27回テニス学会
テニス指導の評価方法に関する提案 体育授業の記録・評価方法活用の可能性、第27回テニス学会
中学校における食を題材としたメディアリテラシー教育の試み、第61回日本学校保健学会
大学体育のテニス授業におけるPLAY+STAYプログラム展開の有用性の検討、第50回山陰体育学会,2012
その他
攻守一体プレイタイプの指導計画を作成するための2つのポイント、体育科教育、2019(2)

担当授業

学 部:
保健体育科教育法概説B(保健)、保健体育科教育法臨床、保健体育科教育法特講、健康教育学、健康教育教材研究、健康教育学演習、テニス・卓球・バドミントン、コーチング論、スキー、水泳、初等体育科内容構成研究、初等体育科教育法概説

大学院:
現代的課題に対応した授業デザイン論

最近の社会的活動・地域貢献活動

公開講座テニス教室(初・中・上級、子ども教室AB)
(公財)日本テニス協会 常務理事・普及育成本部長
第52回全国高等学校体育連盟研究大会競「技力向上分科会」指導助言者

メールアドレス

satoru-n@ (@の後に edu.shimane-u.ac.jp を付けて送信下さい)

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