ごあいさつ

教育の「今」と「未来」について学び合う教育実践研究


教育学研究科長 河添達也

 島根大学大学院教育学研究科は、令和4年度から教育実践開発専攻の1専攻のみとなり、専門職養成に特化した教職大学院として再スタートいたしました。教職大学院の歩みそのものは6年目を迎え、定員増を行うとともに、院生のニーズに応じたオーダーメードの学びが実現しやすいように、カリキュラムの刷新も行いました。また、島根県教育センター(浜田教育センター)および鳥取県教育センター内に設置されているサテライト教室に加えて、附属学校敷地内に敷設された「教育学部附属山陰教員研修センター(愛称:サテラ)」にもサテライト教室を設置し、附属学校園や山陰両県教委との共同研究の場も一段と広がり、深まっています。

 今、学校を取り巻く課題は多様化・複雑化し、令和の日本型教育の推進に向けて、学校教育は大きな転換期を迎えています。また、グローバル社会が急速に進む一方で、山陰地域特有のローカルな教育課題への対応も求められています。本学教職大学院では、このような諸問題の一つ一つを丁寧に取り上げ、その解決に向けて現職教員院生と学部新卒院生とが対話的に学びを深めていく過程を、専任の教員が複数体制でサポートします。さらに、学部教員の特別専任制度や兼担指導体制も整備して、教育の「今」と「未来」を学び合います。

 

 優れた研究者による学術研究の知見を取り入れつつ、新たなアプローチによって教育実践を重ねた修了生は、次代を牽引するスクールリーダーとして目覚ましい活躍をしています。山陰唯一の教職大学院で、充実した教育実践研究に没頭してみませんか?

 

 高い志と熱意を持つ多くのみなさんを、心からお待ちしています。

 

 

 

 

子どもの未来のための教育をここから


教育実践開発専攻(教職大学院)
専攻長 加藤寿朗

 グローバル化、情報化など子どもを取り巻く環境が大きく変化する中で、学校教育への期待は益々大きくなっています。大きく変化する社会、それ故、先を見通すことがますます困難な社会で、たくましく生きていくことができる資質・能力が求められています。

 

 このような中、全国の小・中・高等学校では新しい学習指導要領に基づく教育課程が全面実施されました。そこでは、生きて働く知識・技能の習得、未知の状況にも対応できる思考力・判断力・表現力等の育成、学びを人生や社会に生かそうとする学びに向かう力、人間性等の涵養が目指されています。これらの資質・能力は、子どもたちの今はもちろん、15年後や20年後の将来においても必要とされる大切な力だと考えられます。今まさに、「子どもの未来のための教育」の実現が求められています。

 

 島根大学教職大学院は、変化の激しい社会に主体的かつ創造的に対応する教師を育てるため、令和3(2021)年度に大学院教育をリニューアルしました。目指す教師像は次の3つです。

 

 ○優れた教科指導力を持つ教師

 ○組織の中で力を発揮する教師

 ○子どもを深く理解し支える教師

 

 このような教師になるために、授業デザイン、学校創造、子ども支援に関する科目を増やし、より深く学べるカリキュラムに刷新しました。また、大学院生のニーズに応じたオーダーメードの学びができるよう授業科目の選択の幅を増やし、あなたの「なりたい」をより支援するシステムに変更しました。

 

 子どもの未来のための教育に向けて、ここ島根大学教職大学院であなたの学びをはじめませんか。