平成31年度 第1回FD研修会を開催しました。

2019年度 教育学部 第1回FD研修会を開催しました。

 

 日 時 : 平成31年4月24日(水)13:45~14:15
 場 所 : 教育学部棟5階 517多目的ホール
 内 容 : 「実習変革期における学生指導の在り方と教員の働き方改革について」
 講  師  :  川路澄人 附属教育支援センター長、深見俊崇 附属学校主事
 出席人数: 66名

 

 今年度は、学部のリニューアル3年目にあたります。新カリキュラムに基づいて、3年次生対象の教育実習の実施方法や内容も、今年度から大きく変わります。そこで、教育実習ワーキンググループの座長である川路澄人先生と附属学校主事である深見俊崇先生から、3年次生対象の教育実習がどのように改訂されるかについて解説していただきました。
 3年次生対象の教育実習は、前期に5日間の学校教育実習Ⅲ、後期に15日間の学校教育実習Ⅳと5日間の学校教育実習Ⅴがあります。いずれの実習も、今年度から附属義務教育学校に改編された附属学校で行われます。そして、教育実習の事前事後指導のための授業科目としては、通年で40時間の学校教育実践研究Ⅱが設けられています。
主な改訂点として、「学校教育実習Ⅳの実習期間が5日間短くなること」「協同立案授業を廃止し自主立案授業のみ実施すること」「学校教育実践研究Ⅱでの各専攻における事前指導が手厚くなること」「カリキュラムの改訂に伴って評価原票が改訂されること」などの説明がありました。また、入学生全員が小中免許を併有することを前提とした新カリキュラムに対応して、附属義務教育学校の前期課程と後期課程での実習体験をつなぐため、学校教育実習Ⅴの振り返りの機会が新たに設けられることも示されました。
今回のFD研修会では、教育実習カリキュラムの改訂点についての情報を共有するとともに、新たなカリキュラムに対応した学生指導の在り方を考える機会となりました。

 

第1回FD研修会 川路先生.jpg 第1回FD研修会 深見先生.jpg