令和元年度 第9回FD研修会を開催しました。

令和元年度 教育学部 第9回FD研修会を開催しました。

 

 日 時 : 令和2年1月29日(水)13:30~14:00

 場 所 : 教育学部棟5階 517多目的ホール

 内 容 : 「携帯端末を用いたモバイルラーニングによる長期休暇中の英語学力の維持および向上~平成30年度および令和元年度の継続的取り組み~」

 出席人数: 55名

 

  今回のFD研修会は、教育推進センター及び教育学部教務・学生支援委員会との共催により、今年度の優良教育実践表彰者のなかから、教育実践の概要と成果をご報告いただきました。

 今回は、グローバル推進機構外国語教育センターの汪曙東先生と竹中裕貴先生から、「携帯端末を用いたモバイルラーニングによる長期休暇中の英語学力の維持および向上~平成30年度および令和元年度の継続的取り組み~」と題して、1年生を対象にスマートフォンやタブレットパソコンなどの携帯機器を利用したモバイルラーニングの取り組みについてご報告をいただきました。

 これまで、夏季休暇の間、学生達が学習習慣から離れてしまうという実態がありました。そこで、学生達の英語力を維持・向上させるため、本実践では、夏季休暇中に英語学習のモバイルラーニングのプログラムを提供しました。その結果、夏季休暇中にモバイルラーニングを行った学生は、そうでない学生に比べて、英語力が維持できていたことがわかりました。

 モバイルラーニングは、長期休暇中の学力低下という問題を乗り越えるための有用な手段であるとのことで、今後の発展が期待されます。今回の研修は、学生の主体的な学びを促す教育方法へのニーズが高まっている中、具体的な実践事例を知るよい機会になりました。