平成21年度 面接道場を実施しました

平成21年度「面接道場」が7月30日(木)、島根県民会館において開催されました。
この「面接道場」は、9月から始まる教育実習IVを目前に控えた教育学部3年生が、学部教育活動評価委員という、いわば「働くことのプロ」の方々と出会う中で、「社会人としての基本的な資質や、子どもの前に立つ上で必要な「教師力」を向上させること」を目指すものです。

 

○事前指導(学部内にて)

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○当日の様子

教育実習での配当学級を1グループ(6人~9人)とし、各グループ90分~100分(2部構成)で実施しました。第1部は「セルフ・プレゼンテーション」(40分~50分)で、プロファイルシートに基づき、これまでの約2年半の大学生活を振り返り、1000時間体験学修や課外活動など、特に力を入れてきたことやこれからの目標などを自らの言葉で面接委員に伝えるものです。面接委員からは、プレゼンテーションに対し、さまざまな角度からのアドバイスをいただきました。

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第2部は「グループ・ディスカッション」(50分)で、面接委員から提示された課題(面接委員の職場で起きたトラブルへの対応など)について集団討議を行いました。事前に学生の中で司会者を決めており、司会者を中心に討議を進めていきました。終了後、討議の進め方や内容について、面接委員から講評をいただきました。

 

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学生は、面接前は緊張した面持ちでしたが、終了後は安堵感と充実感に満ちた表情をしていました。この「面接道場」で得たものを実習IIIや今後の大学生活に活かして欲しいものです。

また、今回も附属学校の学級担任の先生方にオブザーバーとしてご参加いただき、実習IIIの学生の様子や実習IVに期待することなどについてコメントをいただきました。面接委員をお引き受けいただいた「学部教育活動評価委員」をはじめ、関係各位に心よりお礼を申し上げ、「面接道場」の報告といたします。

 

文責:FD戦略センター外部評価部門長・境 英俊