２月４日（土）に，令和4年度　島根大学教職大学院修了生・在学生の集い　並びに 肥後功一先生講演会が開催されました。

当日は，対面58名，オンライン32名，計90名の方にご参加いただき，大変充実した場になりました。

修了生・在学生の集いでは，教職大学院を修了し現場で活躍している先生お二人より，教職大学院の学びが現場でどのように役立っているかをテーマに話題提供いただき，いただいたお話をもとに参加者がグループディスカッションをしました。様々な立場，年齢の参加者同士で交流することによって，多面的・多角的な視点からのディスカッションとなり，お互いにとって気づきの多い時間となりました。

肥後功一先生の講演会では，これまで肥後先生が保育の場を参観されて考えられたことをもとに，これからの教育のあり方についてお話いただきました。肥後先生の幅広い視点からのお話から多くのことを学ぶとともに，これからの社会における教育については参加者一同に大変大きな課題をお示しいただきました。価値観がより多様化していくことが予見される社会において，教育として何を保障するのか，教育者として考え続けなければならない問いに，それぞれが考えを巡らす時間となりました。

散会後も，名残惜しそうに話す参加者の姿が見られました。共に学ぶ者同士のつながりの大切さを再確認した瞬間でした。教職大学院では，大学院での学修に留まらず，修了後にも交流できる，学び続けられる今回のような機会をより多く創造するべく，今後も取組を充実させていきます。