平成26年度 基礎体験合同説明会

島根県・鳥取県内の27の事業所の方々に参加していただき,1年生対象の基礎体験合同説明会を開催しました。
この説明会では,年間を通して基礎体験活動の受け入れをしていただいている事業所に,今年度予定されている活動内容や学生の役割等について,ポスターセッション方式で具体的な説明をしていただきました。 大学の第二体育館を会場に行いましたが,事業所の方の熱心な説明に興味深く聞き入る1年生の姿が会場中に見られました。また各事業所ですでに体験活動に参加している2~4年生も加わって説明している所もあり,会場は熱気に包まれていました。

 

実施日:

平成26年4月16日(水) 午後2時30分~午後3時30分

場所:
島根大学 第二体育館
参加者:

4月に入学した1年生176名

事業所:

出雲科学館,海士町教育委員会地域共育課,出雲の子リーダー養成研究会,鳥取県立船上山少年自然の家,雲南市加茂文化ホール ラメール,雲南市教育委員会社会教育課, NPO法人おやこ劇場松江センター,大田市教育委員会社会教育課,国立三瓶青少年交流の家,島根カタリバ実行委員会,松江清心養護学校学童クラブ,出雲市教育委員会学校教育課,知夫村教育委員会,鳥取県立むきばんだ史跡公園,鳥取県立大山青年の家,鳥取県立米子養護学校,ひらた100km徒歩の旅実行委員会,松江市宍道ふるさと森林公園,島根県立青少年の家,安来市島田交流センター,安来市十神交流センター,安来市市民生活部地域振興課,米子市福祉保健部子ども未来課,島根県立八雲立つ風土記の丘,附属幼稚園,附属中学校,環境寺子屋  


 

(計27事業所)

 

 

 

 

【参加した1年生の感想】 

・説明会では,写真やパンフレットを見ることで具体的な内容が分かり,直接話をすることで疑問を解消でき,自分も参加したいといった意欲の増加につながった。あまり興味を持っていなかった活動も,声をかけられたり体験された先輩の感想を聞いたりすることで,もっと詳しく知りたいと思えるようになった。将来自分のなりたいものとの関係の有無にとらわれず,色々な活動に参加して体験を積み,どのような状況にも柔軟に対応できるようにしたい。また,幅広く子どもと関わることで今までに自分になかった視野や発想,考え方を手に入れ,自身を成長させたいと思った。

・今回の合同説明会で一番に感じたことは,各施設・団体・学校の方々の熱い思いだ。今までのオリエンテーションやセミナーなどから1000時間体験学修は自分から活動の機会や学びを得なければならないと思っていた。しかし,説明会を通して,私たちの力を必要として下さっている方々の思いに応えることも1000時間体験学修の大切な要素の一つだと思った。説明会は各イベント等の紹介であるだけでなく,「子どもたちにより良い活動をしてもらいたい」「地域を盛り上げたい」などという事業所の方々の思いを強く感じることのできる機会となった。

・入門期セミナーを経て,説明会に参加したことで,さらに基礎体験活動のイメージがはっきりしたものになった。受動的ではなく,自ら説明を聞きに行くことで,興味のある体験についてより理解を深めることができ,期待が高まった。事業所の方々から,自分たちの協力を期待しているという話を聞き,1000時間体験は教員になるための学修の場であるということに改めて気づかされたとともに,覚悟を持って参加しなくてはならないと思った。

 
入門期セミナーⅠで,1000時間体験学修の基礎体験活動の概要について学んだ学生たちは,各事業所の特色ある活動内容について直接説明を受けることで,学外での体験活動に興味を持ち,「豊かな人間性と実践的な指導力」を高めるための活動を積極的に行おうとする意欲を高めることができました。
 4年間を通して幅広い活動をし,教師として必要な資質や能力をしっかりと身につけてほしいと思います。