第2回基礎体験活動連絡会議

●概要
1000時間体験学修の基礎体験領域は,島根県全県下および鳥取県中西部の各種学校園やその他の教育機関,社会教育施設,民間団体,NPO法人等から応募されてくる多数の活動によって成り立っています。
そこで,この年度末において,各事業所の皆様とのさらなる連携を深めるために「第2回基礎体験活動連絡会議」を開催しました。
 
 

実施日

平成26年2月18日  14:00~16:00
場所 島根大学教育学部棟 23番教室,24番教室,模擬授業演習室
事業

松江市立母衣小学校,松江市立内中原小学校,松江市立第三中学校,島根大学教育学部附属中学校,

島根県立松江東高等学校,松江市教育委員会生徒指導推進室・生涯学習課,

出雲市教育委員会学校教育課,島根県教育庁特別支援教育課,安来市市民生活部地域振興課,

伯耆町教育委員会生涯学習課,出雲科学館,国立三瓶青少年交流の家,島根県立青少年の家,

鳥取県立大山青年の家,鳥取県立船上山少年自然の家,鳥取県立むきばんだ史跡公園,

安来市島田交流センター,あおぞら児童クラブ,雲南市加茂文化ホールラメール,

NPO法人おやこ劇場松江センター,松江市宍道ふるさと森林公園,

ひらた100㎞徒歩の旅実行委員会,宍道湖西岸森と自然財団

  (計 23事業所,28名)

日程 14:00 全体会: ①はじめのあいさつ
           ②今年度の活動の様子の報告
           ③諸連絡 等
15:00 分科会(学校教育関係・社会教育関係・各種団体)
①学生の活動の様子や成果
②学生募集に際しての意図や工夫
③活動を進める上での課題 等
 
●全体会
 1,今年度の実施状況について(報告)
 参加事業所数は大きく変化していないものの,活動数は増加している中,本年度も昨年度とほぼ同水準で推移し,安定した取組状況であること,また,学生が感じている有意義感についても,5段階評価(5の方が肯定的評価)で4.0という高い水準を維持していることを報告いたしました。
 その理由としては,①子どもとのかかわり,②支援・指導の実際,③企画・運営力の伸長 を挙げる学生が多く,それぞれの活動を通して得た達成感や学びを大切にしていることが分かります。また,自己評価を集計した結果,学年が上がるにつれて教師力が伸長していることを実感していることを報告いたしました。
 
 
2,事業所の皆様からのアンケート結果について(報告)
 およそ,本会議に先立ち,学生の様子についてアンケートを実施したところ,約9割の事業所から肯定的な評価をしていただきました。その一方で,連絡のあり方や挨拶・言葉遣い等のマナー,TPOに応じた服装のあり方などに課題があるとのご指摘もいただきました。
 
 
3,学生の声
 実際に4年間を通して,活動を行った学生による発表も行いました。
 様々なフィールドで,たくさんの子どもたち,仲間,そして大人との出会いの中で,試行錯誤しながら自分自身を見つめ続けた4年間の経験を事業所の皆様にお伝えしました。
 
 
 
●分科会での情報交換
 より個別の状況に応じた学生の様子や活動についての成果と課題を明確にするために,各事業所を3分科会(学校教育関係,社会教育関係,各種団体)に分かれていただき,協議を行いました。
各活動特有の状況,実際に学生に対して行っていただいている指導及び支援等についての情報交換,また要望等も伺うことができ,大変有意義な会となりました。