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　令和3年3月2日に，島根大学教育学部附属教師教育研究センターと島根県教育委員会の教員研修に係る情報交換会を開催しました。第1回に続き今回も新型コロナウィルスの感染予防の観点から，オンライン上での開催となりました。参加人数は前回よりも拡大し，総勢21名でした。

　教員研修のあり方や教員の資質向上について，実務レベルの意見交換と情報交換が行われました。議題の一部としては次のようなものがありました。

• 若手教員の研修・支援について
• 島根大学教育学部と島根県教育委員会との連携協力の覚書締結について
• 山陰教員研修センターについて

　他にも令和3年度の島根大学，島根県教育委員会双方の事業展開などについての報告が行われ，限られた時間の中ではありましたが活発に質疑応答や要望・提案がなされました。会を重ねるごとに両者の連携が深まり，協議事項・報告事項ともに厚みを増していることが感じられます。

　教員研修を取り巻く状況は，令和3年度もコロナ禍などの影響により参加両団体双方にとって依然として厳しい状況が続くことが予想されます。そのような状況下だからこそ，オンラインではあっても両者が互いの取り組みについて共通理解を図り，養成から採用，研修までの一連のプロセスを協働していくこの会の大切さが，終了後に参加者からも実感として語られました。両団体のたゆまぬ連携のためにこの情報交換会が今後も継続・発展していくことを祈念します。