令和2年7月10日に，島根大学教育学部附属教師教育研究センターと島根県教育委員会の教員研修に係る情報交換会を開催しました。今回は新型コロナウィルスの感染予防の観点から，オンライン上での開催となりました。参加人数は島根大学，島根県教育委員会ともに6名ずつでした。

　この情報交換会は，教員研修のあり方や教員の資質向上について，実務レベルの情報交換を行うことを目的とした会です。会の当日は次のような議題を中心に，オンラインながらも活発な意見交換がなされました。

• コロナ禍とその後の教員研修のあり方について
• 若手教員への研修・支援について

　他にも，島根大学の教職大学院のリニューアルや附属学園を活用した研修について，あるいは島根県教育委員会が実施する県立高等学校教育ICT活用研修についてなど，限られた時間の中ではありましたが多くの情報交換がなされました。

　教員研修を取り巻く状況は，コロナ禍の中で依然厳しい状況が続くことが予想されます。だからこそ，今の時期に互いの現状と課題について交流の機会をもてたことが，今後の取り組みを進めていく上で意味ある機会となったのではないかと考えます。