公開日 2024年11月01日
令和6年度 教育学部 第7回FD研修会報告
日 時 : 令和6年9月20日(金)9:10‐12:00
場 所 : 島根大学大学会館3階大集会室
内 容 : 島根大学教職大学院の1年生による地域教育課題研究に関する口頭発表
および質疑応答・協議
出席人数: 65名(その内院生32名)
本学教職大学院は、山陰地域が有する教育課題に対応できるスクールリーダーの養成を目指し、院生各自の教育に対する問題意識や実習協力校・周辺地域の教育課題に基づいたテーマを設定して研究を行っています。今回の中間報告会では、「地域教育課題探究フィールドリサーチ」・「地域教育課題探究プロジェクト」、「地域教育課題セミナー」の科目において取り組んだ各自の研究成果について報告が行われました。
今回の中間報告会は、入学後間もないM1生が研究に関するより多くの意見をもらい、研究を進展させるために、ラウンドテーブル形式で実施しました。M1生は研究の背景や目的、研究方法、今後の見通しについて10分間の発表を行うとともに、参加者と議論したいこと(ディスカッションポイント)を提示し、その後20分間の協議を行いました。協議の中では、M1生から研究についての悩みや課題が共有され、参加者から様々な意見が出される場面があるなど、活発な議論が展開されました。
また、本報告会は教育学部第7回FD研修会を兼ねて開催され、教職大学院の専任教員、教育学部の兼担教員も出席しました。山陰両県の学校や教育委員会の関係者、教職大学院の専任教員、学部教員、大学院生など、多くの参加者が専門の教科や校種をこえて意見を交わす中で、今後の学校教育について深く認識し、議論する貴重な機会となりました。