令和5年度 第11回FD研修会を開催しました

公開日 2024年02月28日

 第11回FD研修会「教職大学院「地域教育課題研究成果報告会」」報告

 

○実施日時:令和6年2月14日(水)9:30~14:45

          2月15日(木) 9:30~15:15

          2月16日(金) 9:30~16:25
○実施場所:教育学部棟 20番教室・35番教室

〇実施形態:対面とオンライン(Zoom)のハイフレックス方式で開催

○参加人数:131名(うちオンライン36名)
○概要

 本学教職大学院は、山陰地域が有する教育課題に対応できるスクールリーダーの養成を目指し、現職教員と学部から進学してきたストレートマスターが共に学んでいます。現職教員は派遣校、ストレートマスターは実習校をフィールドにして、院生各自の教育に対する問題意識や実習協力校・周辺地域の教育課題に基づいたテーマを設定して研究を行っています。今回の成果報告会では、M2生21名、M1生20名の計41名が、「地域教育課題探究フィールドリサーチ」・「地域教育課題探究プロジェクト」、「地域教育課題セミナー」において取り組んだ各自の研究成果について報告を行いました。それぞれが設定する課題は多様ですが、専門教科や校種、経験の違う院生同士が学び合う教職大学院らしく、どの発表においても活発な質疑応答が行われました。

 本成果報告会は教育学部第11回FD研修会を兼ねて開催され、教職大学院の専任教員、教育学部の兼担教員も出席しました。今回の研修会は、山陰両県の学校関係者、教職大学院の専任教員、学部教員、大学院生を交えて今後の学校教育について深く認識し、議論する貴重な機会となりました。

 また、参加された学外の方や学部教員の皆様から「教職大学院で行っている研究について理解を深めることが出来た」「学校現場でも活かすことが出来そうだと感じた」「教職大学院で行う学修・研究について意義や価値を感じることが出来た」という多くのお声をいただくことが出来ました。今後も、山陰地域の教育課題に応えることが出来る教職大学院を目指して、その研究成果を発信してまいりたいと思います。