平成28年度 第8回FD研修会を開催しました。

公開日 2017年03月07日

平成28年度 教育学部 第8回FD研修会を開催しました。

 日 時 : 平成 29年 2月21日(火)  8:30~16:30
 場 所 : 教育学部棟5階 517多目的ホール
 内 容 : 「教職大学院 実践研究・課題研究(M1)成果報告会」
 出席人数:  67名

 

 今年度開設の教職大学院は、山陰地域の学校教育現場が有する教育課題に対応できるスクールリーダーの養成を教育目標としています。「課題研究」と「学校教育実践研究(実習科目)」は、各自が設定したテーマに即して理論と実践の両面から深化を図るものであり、上記の教育目標を達成するための中心的な科目と位置づけております。今回は、現職教員11名、ストレートマスター11名、計22名の院生が、教職大学院1年目の成果を発表し、島根・鳥取両県の各学校関係者も多数ご出席くださいました。
 取り上げられたテーマや方法は多岐にわたりますが、いずれも子どもたちに対して、どのような力を、またどのようにして身につけさせることができるのかというような、まさに現代の教育課題そのものを真正面から取り上げた取り組みばかりでした。質疑応答も活発に行われ、それぞれの課題も明確化されたように思われます。上記の2科目は、教職大学院2年目も継続して行われますので、研究の一層の発展とともに、その成果の一端が将来的に島根・鳥取両県の学校教育に貢献できるように期待しているところです。
 この報告会は教育学部FD研修会を兼ねて開催され、指導教員を含む教職大学院の専任教員とともに、兼担教員(=教育学部教員)も多数出席しました。学部教員にとっては、教職大学院における成果と課題を共有するとともに、現職教員をも交えて現場の教育課題をより深く認識する機会となりました。

 

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