平成27年度 基礎体験合同説明会

島根県・鳥取県内の25の事業所の方々に参加していただき,1年生対象の基礎体験活動合同説明会を開催しました。
この説明会では,年間を通して基礎体験活動の受け入れをしていただいている事業所に,今年度予定されている活動内容や学生の役割等について,ポスターセッション方式で具体的な説明をしていただきました。 大学の第二体育館を会場に行いましたが,事業所の方の熱心な説明に興味深く聞き入る1年生の姿が会場中に見られました。また各事業所ですでに体験活動に参加している2~4年生も加わって説明している所もあり,会場は熱気に包まれていました。

 

実施日:

平成27年4月15日(水) 午後2時30分~午後3時30分

場所:
島根大学 第二体育館
参加者:

1年生174名

事業所:

安来市島田交流センター,安来市十神交流センター,安来市市民生活部地域振興課,松江市宍道ふるさと森林公園,島根県立八雲立つ風土記の丘, NPO法人おやこ劇場松江センター,松江清心養護学校学童クラブ,出雲市教育委員会学校教育課,島根県立青少年の家,ひらた100km徒歩の旅実行委員会,出雲の子リーダー養成研究会,雲南市教育委員会,雲南市文化体育施設利用放課後子ども教室実行委員会,国立三瓶青少年交流の家,大田市教育委員会社会教育課,川本町教育委員会教育課,海士町教育委員会,知夫村教育委員会,鳥取県立米子養護学校,米子市福祉健康部子ども未来課,鳥取県立大山青年の家,鳥取県立むきばんだ史跡公園,鳥取県立船上山少年自然の家,島根大学教育学部附属幼稚園,島根大学教育学部附属中学校

(計25事業所 順不同)

 

【参加した1年生の感想】
・様々な活動がありとても楽しみになった。幼稚園から中学校までいろいろな年齢の子どもに会えるので,子どもたちのそれぞれの発達段階や特徴を実感することができてとても良いと思った。先生になりたいといっても子どもとのコミュニケーションが全くない状況なので,積極的にたくさんの活動に出かけて経験を積んでいきたい。また年齢だけでなく,特別な支援が必要な子や不登校の子など様々な状況の子どもとも触れあい,当事者意識をつけたり接し方を学んだりしていきたい。また,体験先の方々への感謝の気持ちを忘れず,きちんとマナーを守って活動することを心掛けたい。体験先を偏らせず幅広くいろいろな内容のものを選び,活動していきたい。

 ・私は今回基礎体験活動合同説明会を受けて,改めて1000時間体験学修への興味・関心が高まり,より深く活動について知ることができました。今回は25団体の活動先の方々が来てくださいましたが,もっと多くの活動先があることを知り,驚きと同時に島根大学と地域との結びつきの強さをとても感じました。私が基礎体験活動で良いなと思ったことはいろいろな年齢層の子ども達と活動できるということです。年齢によって私たち大学生が感じるものも変わってくると思います。いろいろな子どもと触れ合うことによってより自分の教育に対する知識や実践力が広がると思います。しっかりこれから活動を通して自分の力を高めていきたいと思います。

 

 
入門期セミナーⅠで,1000時間体験学修の基礎体験活動の概要について学んだ学生たちは,各事業所の特色ある活動内容について直接説明を受けることで,学外での体験活動に興味を持ち,「豊かな人間性と実践的な指導力」を高めるための活動を積極的に行おうとする意欲を高めることができました。
 4年間を通して幅広い活動をし,教師として必要な資質や能力をしっかりと身につけてほしいと思います。