スタートアップセミナー2012

 

実施日:
平成24年9月28日(金) 12:45~15:45
会場:

全   体:35番教室

グループ:34・35番教室,模擬実習演習室,学校教育体験演習室1・2

参加者:
教育学部 1年生

ねらい

入学時からの基礎体験活動の取り組みを振り返り,参加への心構えや手続き等の再確認を行う。

・小グループでの体験発表を通して,体験活動で得られる多様な学びや課題を共有するとともに,今後の活動への意欲化を図る。

  

 

 

1  体験時間数の確認と活動状況説明

《基礎体験活動の状況》(9月10日現在)

  基礎体験

学校教育

体験

臨床・カウン

セリング体験

合  計
  選択 必修
最終修得時間数 510 400 110 340 150 1000
平     均 82 43 39 0 0 82

  1年生必修…入門期セミナーⅠ,

  

2  体験発表会

 学校教育実践研究Ⅰ」のクラスで,小グループに分かれて今までに行ってきた基礎体験活動を通して得た学びや課題を発表し合いました。事前に連絡をしていたので,発表原稿を用意している学生もおり積極的な協議ができました。その中で,他者の取り組みを参考にし,自分の今後の活動への見通しをもちました。また各クラスに2~3名の4年生がピアサポーターとして参加し,1年生の基礎体験活動で経験した不安や悩みに対して的確なアドバイスを行ったり,今後基礎体験活動にどのように取り組んでいったらよいのか自分の経験をもとに発表したりしました。

 

  

 3  学生の感想

体験活動を通して有意義だったこと

   初めての学習支援ということで不安も多くありましたが,たくさんの先生方のアドバイスや子ども達の問題が解けた時の顔を見て,やっぱり教員になりたいという思いが強くなった。

   不登校の子ども達と関わるということで,不安が大きかったが,先輩の姿を見ながら活動していき,打ち解けられて純粋に嬉しかった。そして不登校やいじめのリアルな現状を知ることができた。

   23日という短い間でも子ども達の成長を感じることができた。泣き出したり,話を聞かなかったり,いろいろな子がいてその対応を職員さんのアドバイスを踏まえながら自分で考えて行動することができて良かった。

   何かを教えることの大変さを痛感することができました。今まで自分が教えてもらう側だったのに,今度は教える側になると先生方の大変さも分かり,また,教えることの大切さを知ることができました。

   大学生だけでなく,一般の方とも関わることができ,いろいろな考え方にふれました。また,一社会人として,全体指導者としての自覚と責任ということについて深く考えるきっかけとなりました。

   上学年,下学年の男女,いろいろな発達段階の子どもへの指導を経験することで,それぞれの子どもへの対応の仕方,ほめ方,叱り方を学ぶことができたから。またそれらに対する明確な課題がはっきりした。

   企画の軸というものを見つめ直すことができたし,多くの仲間,これからも共に頑張っていくであろう仲間と出会うことができました。自分の役割以上のことを果たすために,自分に何が足りないか?何ができるか?ということを客観的に捉えながら,これからもこの活動を継続していきたいです。

 

スタートアップセミナーで学んだこと 

 

   様々な活動を通して各自が身につけたことや,感じたり思ったりしたこと,学びの内容などを共有し,伝え合うことができてとても充実した話し合いができたので良かった。

   自分自身の反省をまとめる機会を与えてもらったり,様々な体験を通して自分とは違った視点を知ることで視野を広げたりすることもできた。後期の基礎体験活動や大学生活に大いに活かすことのできるセミナーだったと思う。

   とても意味のあるものでした。4回生の先輩の話,同回生・熱い思い・悩み・・・。私自身もそうですが,教育学部全体で,頑張っていきたいと思いました。11歩前へ進むぞ。

   4回生の先輩が前に立って堂々と話しておられる姿がとても印象的だった。これは,教育実習はもちろん,1000時間体験が大きく影響しているのがよくわかった。自分もこれから,多くの経験を増やし,先輩方に追いつき追い越したいと思った。

   前期は,部活動との兼ね合いもあり,たくさんの行事に参加できなかったので,出遅れた所を補えるように積極的に参加して行きたいと思った。

 

 

ピアサポーター(4年生)

   まず思ったのは,1年生がとても意欲的だということです。活動に参加して感じたことをみんなに伝える姿を見て,とても頼もしく感じました。また,各グループを見てまわっていると自然と「もっとここを話してほしい」「もっとこうしたら話が深まる」ということを感じ,1年生に働きかけることができました。私はそういうことは苦手だと思っていたので,4年間で力がついたのかなと少しは自信になりました。

   改めて自分自身の経験を振り返ることができました。なぜ,この体験学修が設定されているのか,何をねらいとして選択するのかという点を中心に,1年生に話しました。単に,卒業のため,子どもと関わるためではなく,自分の課題を見つけ,克服していくためということを伝えるように努めました。何となくではなく,目的をもって参加してほしいと思います。

 

 

 4 まとめ

 スタートアップセミナーで,友達の基礎体験活動の様子を聞いたり,学びや課題を共有したりすることにより今後の活動への意欲が高まったようでした。企画や運営に挑戦した学生も多く,課題解決のために4年生に積極的にアドバイスを求める姿も見られ,基礎体験活動に対する取り組みの熱心さも感じました。今回のスタートアップセミナーで学んだことを活かして,今後の基礎体験活動が更に充実することを願っています。

 

 

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附属教育支援センター