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(1)体験時間数の確認と活動状況説明 まず、各自が個人の活動時間集計票をもとに、これまでの体験活動時間数の確認を行いました。その後、教育支援センター専任教員から、1年生前期の活動状況説明や、活動に申し込む際の注意事項等の指導を受けました。
《基礎体験活動の状況》(9月9日現在)
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基 礎
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学 校
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臨 床
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合 計
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選 択 (含専攻)
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必 修
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標 準
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510
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400
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110
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340
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150
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1000
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平 均
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83.4
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46.2
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37.2
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0
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0
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83.4
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※ 1年生必修…入門期セミナーⅠ,Ⅱ |
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(2)体験発表会 「学校教育実践研究Ⅰ」のクラスに分かれ、その中の班で今までに行ってきた基礎体験活動を通して得た学びや課題を発表し合いました。そして、他者の取り組みを参考にし、自分の今後の活動への見通しをもちました。また各クラスに2名ずつ学内資格(体験学修ピア・サポーター)認定者の4年生が参加し、1年生の基礎体験活動で経験した不安や悩みに対して的確なアドバイスを行ったり、今後基礎体験活動にどのように取り組んでいったらよいのか自分の経験をもとに発表したりしました。
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(3)学生の感想 ○体験活動を通して学んだこと
- スキルアップセミナーに参加し、子どもたちのための企画・運営を通して企画力や子どもとの接し方に少し自信がついてきたし、何より充実感があった。
- 地域のお祭りに参加し、多くの大人の方々との関わりが多かった。人と関わることの喜びや人の温かみを感じることができ、自分自身人間的に成長することができた。
- 活動を提供する側の視点で物事を考えることができるようになった。また、宿泊のオリエンテーションや集いの司会・スピーチなどをする機会があり、説明することの大切さを学ぶことができた。
- 自然体験活動指導者養成研修に参加し、全体の指導者として現場に立った時どういうふうに指導していけばよいのか、またプログラムを立てて実際に自分でどのようにして進めていったらよいかなどを学ぶことができ、とてもよい経験となった。
- 合唱指導を行う際に技術を一方的に教えるのではなく、相手の気持ちや様子を聞くなど内面を見ることの大切さに気づいた。
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○スタートアップセミナーで学んだこと
- 友達の活動内容やそこから学びや課題を聞く機会を得られたことで、自分に足らないものが見つかったし、今後基礎体験活動に参加するための多くの情報が得られた。
- 前期に行った基礎体験活動を振り返ってまとめることで、今後の自分の課題が見つかったり、教師としての力を身につけようというモチベーションのアップにつながったりした。
- 自分がしていない基礎体験活動の話を聞くことができて、やってみたいと思う活動が多くあった。またそれぞれの課題が自分と重なっているところがあって解決策を話し合えてよかった。
- グループのメンバーの体験談を聞いて、もっと学習支援の仕方など子どもに教える教師の立場を体験したいと感じた。また4年生の話を聞いて1000時間体験の目標設定を怠っていた自分に気づいた。後期からは目標を意識して体験をより有意義にしていきたい。
- 4年生の方と話すことで勉強になったことはもちろん多いが、「4年生になった時には、ぜひ私もこうなっていたい。」と思うことができよい刺激になった。
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(4)まとめ スタートアップセミナーで、友達の基礎体験活動の様子を聞いたり、学びや課題を共有したりすることにより今後の活動への意欲が高まったようでした。また4年生の学内資格認定者に積極的にアドバイスを求める姿も見られ、基礎体験活動に対する取り組みの熱心さも感じました。今回のスタートアップセミナーで学んだことを活かして、今後の基礎体験活動が更に充実することを願っています。
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