第2回サポートマイスター講演会

「今、学校教育にとって大切なことー特別支援教育の立場からー」
島根県教育委員会特別支援教育室企画幹 原 広治先生

12月7日(金)に、三年生全員を対象とした、サポートマイスター原先生の講演が実施されました(臨床・カウセリング領域「特別支援教育相談実習」の一環として)。なお、原先生には昨年度も講演をしていただいています。

 

 

情報社会に生きる今の子どもの姿など、学校教育を取り巻く現代の状況の変化と、そこで必要な教師像についてなど、ご専門の特別支援教育の観点から提言いただきました。

また、子どもが「みられる」ことで、自己対話し成長するのと表裏一体で、「子どもみる」ことの中に、結局、それまでの自分自身が投影される、だからこそ、教師には自己成長が必要だ、など貴重なご示唆をいただきました。


~学生の感想~
「教育対象の子どもを取り巻く時代への眼をもつ大切さに気づいた」
「特別支援教育とは、結局は子どもにわかる授業をすることであることがわかった」
「子どもの苦手を補うちょっとした配慮の効果や大切さに改めて気づかされた」
「結局自分のフレームで子どもを評価してしまう、この言葉には考えさせられた」
「どういう子どもに育てたいか、ビジョンを自分はもって接することができるのか」

など、教育実習を経験した後の学生らしい、実感を伴った多くの感想がよせられました。