後期第3回 島大ビビットひろば

12月23日に第3回島大ビビットひろばが行なわれました。
この日は自然環境教育講座主催「電気のおもしろ実験教室」、言語文化教育講座主催「英語で遊ぼう」、健康スポーツ教育講座主催「島大フレンドパークⅡ」、教育支援センタースタッフ主催「小物づくり」の4つの講座が開かれました。
約140名の小学生が参加し、とても盛り上がりました。
今回はビビットひろばの運営スタッフの活動の様子を通して当日までの準備の様子、「小物づくり」の様子を報告します。

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後期ビビットひろばは、2年生がリーダーシップを取り活動しました。
しかし、第3回目は2年生が集中講義を受けるため、3年生にリー
ダーシップを取ってもらい、3年生と1年生を中心に活動しました。
当日参加できない2年生のメンバーも子どもたちにとって楽しい
活動ができるよう、準備など協力しました。途中からの参加で、
3年生は、全体の様子がつかめない、1年生や2年生とうまく連携
していけるかどうか、など不安に思うこともあったようです。
しかし、スタッフ全員でうまく協力して活動することができました。
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1・当日までの様子

 ☆話し合い
ビビットひろばの運営スタッフは、ほぼ毎日昼休みに集まり、当日の活動の流れ、スタッフの動き、役割分担等についてチーフを中心に話し合いを進めました。スタッフは全員で34名。チーフはスタッフ全員の意見を聞いて、それをまとめます。これまでのビビットひろばで出た反省点を生かして、よりよい活動にしようと積極的に意見が出ました。
☆準 備
「ウッドクラフト」「クリスマスリース」「クリスマスカード」「ミニツリー」の担当に分かれて、材料等の準備をしました。


クリスマスリースにはどの葉っぱがいいかなぁ。


ウッドクラフト用の木を切るぞ!!
しっかり押さえておいてね。
 ☆前日における明日の活動への思い
スタッフ全員が共有する目標は、「子どもたちと一緒に自分たちも楽しむ」
<学生一人ひとりの活動に対する願い>
 

2.当日の活動の様子

 ☆集合の様子
☆受付の様子
当日は朝8時に集合し、打ち合わせ後、看板や案内表示を学内に立てたり、受付の準備、会場準備をしたりしました。
受付も学生自身でします。元気のよいあいさつで子どもたちを迎えます。出席の確認をし、保険料を受け取ったり、名札を渡したりします。
☆小物づくりの様子
活動の最初に、参加者全員で折り紙を3枚使って「紙ゴマ作り」をしました。子どもたちから難しいという声も聞こえましたが、スタッフに作り方を教えてもらいながら、全員完成させることができました。
計画では、子どもたちに数種類の小物づくりをしてもらいたいと思っていました。しかし結局自由に小物づくりができる時間は45分しかなく、ほとんどの子どもたちが一種類しか作れなかったようです。
でも、学生たちがたくさんの材料を用意したおかげで、子どもたちは楽しく小物づくりができたようです。


 
 
 ☆子どもたちの作品
☆反省会

片付け終了後、さっそく今日の活動の反省会を行ないました。

<学生の感想・第3回目の活動に関して>
自分のグループの子どもの名前を半分しか覚えられなかったのが残念だった。
作業が進んでいる子どもに対して、作業が遅れている子どもを支援するような言葉かけをすればよかった。
1、2回生と一緒にできたことはとてもいい経験になった。
ホットボンドの担当だったが、使い方を理解していなかったので、把握しておくべきだった。
☆子どもたちの感想
季節にぴったりの小物をいろいろ作れてうれしかったし楽しかったです。これからもこのような活動をしてみたいです。
紙ゴマを作るとき難しかったけど、友達・お姉さんが教えてくれてうれしかったです。
友達ができてうれしかったです。
来年もあるならまた来て、今日できなかったものを作りたいです。
今日でビビットが終わりなので楽しい一日になりました。来年も行きたいです。
自分の好きなように作れて楽しかった。
小物づくりってどんなことをするのかなぁと思っていて、ドキドキしていたけど、紙ゴマ作りが一番楽しかったです。
☆学生の感想 後期ビビットひろばを通して
はじめは子どもと関わることに抵抗があったが、回を重ねるごとに段々自分から積極的に関わることができるようになったので、自分自身成長できたと思う。
子どもや他のスタッフに言われて気づく事が多かったこと、できない子への対応とできる子への対応を同時に行なえるようになること、運営全体を見られるようになることなどたくさん課題はあるが、その課題を他の体験学修につなげられたらいいと思う。
上級生と一緒に活動をして、先輩の行動を見て、子どもとの関わり方などたくさん学ぶことができた。
企画の部分では自分の意見を出すことができるようになったので、以前の私より確実に成長できていると思う。
子どもと関わることの楽しさ、企画が実現する楽しさを学ぶことができた。
困っていそうな子どもに自分から声をかけたり、子どもから話しかけてくれたりしてうれしかったです。
自分からあいさつをしたり、全体を見渡せる余裕が出てきた。
それと自分も楽しめるようになったので、とてもよかったと思います。