平成27年度「学校教育実践研究」成果・中間発表会を開催しました。

 平成27年度「学校教育実践研究」成果・中間発表会を開催しました。
 日 時 : 平成27年9月25日(金)
 場 所 : 島根大学教育学部棟25番教室
 題 目 : 「学校教育実践研究」成果・中間発表会
 出席人数 35名

 
今回の発表会では、3件の成果発表および、8件の中間発表が行われた。(下記の「発表題目一覧」を参照)

 教育学研究科という括りがあるとは言え、それぞれ別の専門分野の院生が発表し合うという構造上、いかに専門外の者にもわかりやすく伝えるかが問われるところであるが、どの学生もそれぞれプロジェクター資料の他、機材をもちよるなどして力のはいったプレゼンテーションを行っていた。参加した教員も、様々な視点から多くの質問や提案を行い、質疑に応答する発表者はもちろんのこと、それを聴いている他の学生にとっても研究に必要な視点を磨くことのできる時間であったと思われる。研究テーマは、指導法の開発の他、教育における子どもの内的過程に注目したもの、子どもをめぐる連携のあり方を対象とするものなど幅広く、それぞれの学生が「研究」という形で自らの問いの答えを探そうとする真剣な姿勢が伝わってくる会であった。

・古典に興味・関心を持たせる授業とは
・児童の自己や他者への信頼感の構築過程の研究
・CLILによる中学生の英語能力と学習意欲の効果について
・小学校五年生理科単元「流れる水の動き」における科学的概念獲得に関する研究
・中学校オーケストラ部における効果的な管打分奏指導法に関する研究
・小学校第5学年理科の学年目標「条件制御」の能力を育成する授業計画の提案と実践
―「振り子」単元を例として―
・小・中学校理科における学習内容のつながりを重視した中学校理科授業に関する実践
―第1分野「いろいろな力の世界」小単元を事例として―
・体育授業における自己決定理論の実証的研究
・園における気になる子どもの保護者支援体制
・中学校の合唱におけるソプラノパートを対象とした発声指導に関する実践研究
・ハーモニーに着目した金管楽器の指導法