平成27年度 第11回FD研修会を開催しました。

平成27年度 教育学部 第11回FD研修会を開催しました。

 日 時 : 平成28年2月24日(水)13:30~14:00
 場 所 : 教育学部棟5階多目的ホール
 題 目 : 「アクティブ・ラーニング 失敗事例と次の一歩」
 出席人数: 61名

 今回のFD研修会は本学教育開発センターから平川正人センター長および岩瀬峰代准教授にお越しいただき、「アクティブ・ラーニング 失敗事例と次の一歩」と題してご報告いただきました。
 アクティブ・ラーニングとは、従来のような、〈教員が学生/生徒/児童に知識を伝える〉という一方向的な授業方法ではなく、学生/生徒/児童の能動的な学習への参加を取り入れた授業・学習方法を意味しており、大学はもより、高校、中学、小学校などにも、今後、導入が計画されている教育方法です。
 今回は、すでに大学教育の各分野で導入が急がれているアクティブ・ラーニングについて、まず、その導入の背景、経緯、必然性について、そして、アクティブ・ラーニングの理念と具体的な実践例についてご紹介いただき、その上で、岩瀬准教授が実際に実施したアクティブ・ラーニングの事例から、とりわけ失敗例とそこから得られた教訓についてご報告いただきました。また、最後には、アクティブ・ラーニングを導入した学習の成果評価の方法についてもご提言いただきました。
 アクティブ・ラーニングは、教育学部の多くの教員が関心が寄せる問題とあって、報告の後には、学部教員との間で活発な議論が交わされました。