平成25年度 附属実習Ⅳの視察を行いました。

期 日 : 平成25年10月8日(火)9:30-15:00
場 所 : 島根大学教育学部附属小学校及び附属中学校

 この視察は、今年8月に実施された学部教育活動評価委員との「面接道場」を体験した学部3年生が行なう、附属学校での教育実習(「学校教育実習Ⅳ」)の様子を、評価委員の方々に視察していただくものです。「学校教育実習Ⅳ」は、いわゆる“本実習”と呼ばれる4週間にわたるもので、教壇に立つことが主体の実習です。様々な分野でご活躍されている評価委員の方々に、実習にあたる学生の生の姿(力)や実習環境を直接ご覧いただき、本学部の取り組みが学生教育につながっているかどうか、附属学校のあり方等についてご意見、ご助言をいただくために、原則として毎年行なわれている視察です。今回は11名の評価委員の方々が参加されました。
 視察前に、秋重教育学部長から挨拶があり、その後、林授業改善・外部評価担当教員から本視察の主旨、本日の日程及び各種説明が行なわれました。10時から2校時目、11時から3校時目の附属小・中それぞれの実習生による授業を視察いただきました。
 昼食後、林授業改善・外部評価担当教員の司会進行によって、2時間にわたる協議が行なわれ、評価委員から活発なご意見やご提言をいただきました。その一部を以下に載せました。
 
・6月にも実習Ⅲを視察したが、学生の成長を感じた。自分の担当教科を好きな子供を育てたいという気持ちが見えた。
・プロ(附属学校の先生)と実習生の違いを感じた。スキルはもちろんだが、授業の内容に魂が躍動している様子が感じられた。実習生はプロの先生を見て多くのことを学ばれると思う。
・子供の出してきた意見を出しっぱなしにしないで、認める、ほめるということをしていってほしい。  などでした。
 
 全体的には、学生の真摯な実習体験の様子に好印象を持たれたとのことでした。また附属学校の教育・施設環境に対する質問等もありました。評価委員からの質問に対して、主に、佐々附属学校長、松本附属小学校副校長、齋藤附属中学校副校長、三桐附属学校園教育実習部長、井上附属学校主事(附属中学校)、小川FD戦略センター長、舟木附属学校部長、稲垣教育学部実習部会長、松本附属学校主事(学部)、西村附属学校主事(学部)等が回答や補足説明をしました。