「学部教育活動評価委員による附属学校教育実習IVの視察」が行なわれました。

  期 日 : 平成24年10月18日(木)9:30-15:00
  場 所 : 島根大学教育学部附属小学校及び附属中学校


 この視察は、今年8月に実施された学部教育活動評価委員との「面接道場」を体験した学部3年生が行なう、附属学校での教育実習(「学校教育実習Ⅳ」)の様子を、評価委員の方々に視察していただくものです。「学校教育実習Ⅳ」は、いわゆる“本実習”と呼ばれる4週間にわたるもので、教壇に立つことが主体の実習です。様々な分野でご活躍されている評価委員の方々に、実習にあたる学生の生の姿(力)や実習環境を直接ご覧いただき、本学部の取り組みが学生教育につながっているかどうか、附属学校のあり方等についてご意見、ご助言をいただくために、原則として毎年行なわれている視察です。今回は9名の評価委員の方々が参加されました。

 視察前に、秋重教育学部長から挨拶があり、その後、林授業改善・外部評価担当教員から本視察の主旨、本日の日程及び各種説明が行なわれました。10時から2校時目、11時から3校時目の附属小・中それぞれの実習生による授業を視察いただきました。
 昼食後、林授業改善・外部評価担当教員の司会進行によって、2時間にわたる協議が行なわれ、評価委員から活発なご意見やご提言をいただきました。その一部を以下に載せました。

 

・面接道場を経て、明らかに力をつけてきたような学生が見受けられ、頼もしく感じた。
・附属学校ということで、実習生に対する環境はとてもすばらしいと感じる。また各学生への充分な指導がうかがえ、附属学校の先生方の大変さも同時に感じた。
・単に授業が上手いという小手先の指導技術に終始せず、子ども達の学びの質が高まっていくようなダイナミックな人間性を磨いて欲しい。  などでした。

 

 全体的には、学生の真摯な実習体験の様子に好印象を持たれたとのことでした。また附属学校の教育・施設環境に対する質問等もありました。評価委員からの質問に対して、主に、佐々附属学校長、永井附属小学校副校長、齋藤附属中学校副校長、三桐附属学校園教育実習部長、井上附属学校主事(附属中学校)、小川FD戦略センター長、舟木附属学校部長、稲垣教育学部実習部会長、松本附属学校主事(学部)等が回答や補足説明をしました。