将来の教員を志す鳥取県の高校生130名が,島根大学教育学部へ体験入学しました。

公開日 2025年09月09日

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◆期  日:令和7年8月4日(月) 午前11時45分から午後3時30分

◆開催場所:島根大学大学会館(3F大集会室)及び松江キャンパス内

◆参加者:高校生 130名 (鳥取東高,鳥取西高,八頭高,倉吉東高,倉吉西高,米子東高,米子西高,境高)

     島根大学教育学部 43名(教員:8名  学部生:35名)

     鳥取県教委,高校  8名(鳥取県教委:2名,拠点校教員6名)

◆概要

 山陰教師教育コンソーシアム「未来の教師」育成プロジェクトの一環としてプロジェクト拠点校の高校生を対象とした「島根大学教育学部体験入学プログラム」が鳥取県教育委員会と島根大学教育学部が連携して開催されました。4年目の取組で,本年度も対面で実施することができ,130名もの高校生が本学を訪問しました。

高校生たちは大学に到着し,自己紹介やアイスブレイクの後、大学生の案内で図書館,研究室等の大学施設を巡ったり,学食で昼食を一緒にとったりしながら,校内を見学して回りました。その後,開会にあたって,川路澄人教育学部長から歓迎の挨拶がありました。次に,「大学教育機会の公平性を考える」をテーマに津多成輔先生の授業を体験しました。事前課題について少人数のグループで討論し,話し合ったことを共有するなど,大学での学びを体験するとともに高校生同士の交流を深めることもできました。授業体験後,大学での学びや大学生活について現役大学生や大学教員からアドバイスを受けるとともに,鳥取県教育委員会より教員採用試験についての情報提供がありました。

高校生の事後アンケートでは,教育学部の学びや魅力,1000時間体験学修のこと,大学生活について知ることができ,受験に対しての大きなモチベーションとなったことなどの感想がありました。リピート参加の高校生もありより積極的に参加できたという感想もありました。参加の高校生の皆さんには,進路目標だけではなく大学の学びについても関心をもっていただき有意義なひと時となりました。それぞれの目標に向かって,今後の高校生活が充実したものとなることを願っています。