米子西高等学校において令和6年度「未来の教師」育成プロジェクト~「未来の教師塾」~が開催されました。

公開日 2024年12月23日

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◆日 時  令和6年12月18日(水)12:45~14:15 

◆会 場  米子西高等学校 大講義室

◆参加者  米子西高等学校 幼小中高の教員を目指す生徒27名(1年生3名,2年生24名)

              保護者11名  校長,主幹教諭他、計4名

      島根大学教育学部生2名(米子西高校出身),教授1名、特任教授2名

      鳥取県教育委員会人材開発課主査

◆概 要

 島根大学教育学部では、米子西高校の、教員を目指す1・2年生を対象に「『未来の教師』」育成プロジェクト~「未来の教師塾」~を開催しました。今回は、鳥取県教育委員会人材開発課より講師をお招きして、鳥取県教育委員会の取組と教員採用試験の概要についてお話をいただきました。

 本講座では、大学教授より島根大学教育学部の学びの特徴、カリキュラム、1000時間体験学修、へるん入試の目的と制度について、学校現場体験の豊富な特任教授からは教師の魅力とやりがい、仕事の大変さ・困難性などについて説明がありました。

 そのあと、米子西高校出身の2名の大学生より自らの体験をもとに、教職を目指す理由や大学での学び、大学生活について(アルバイト・サークル・部活・大学祭等)、高校生活で取り組んできたこと、米子西高生へのメッセージ等について熱く語ってくれました。

 最後に、鳥取県教育委員会から教員採用に係る説明と教職をめざす高校生への熱い期待で講座を締めくくりました。特に、大学生の二人からは、教育実習や1000時間体験学修で接した子どもたちがいとおしいという思いが強く感じられました。特任教授の講話からは、学校現場にいたころの教え子たちへの強い愛情が感じられました。

 参加した高校生や保護者の方々はメモをとるなどとても熱心に耳を傾けていました。事後アンケートからは、ほぼすべての高校生が、本講座に満足できた、教職への関心が高まったと感じていました。また、これからの課題として、自らの進路希望実現に向けた学力と進路情報や大学進学から教員採用までの見通しを持つことを挙げている生徒が多くいました。

 以上のことから、高校生たちには自らの進路についてしっかりと調べるとともに、日々の学習を積み重ね進路実現を成し遂げてもらいたいと思います

 以下に高校生の感想を紹介します。

 〇教員に対してのマイナスなイメージが大きく将来の夢として考えてもいいのか悩んでいましたが今回、魅力や働き方改革について詳しくしれたのでいいイメージがもてました。

 〇教師になったあとに学校の中で研修などの育成プログラムがあることに驚きました。島根大学が教育に強いことは聞いていたけど、平均2.9も教員免許が取れることを初めて知り、他の大学の教育学部の特徴も調べてみたいと思いました。

 〇今日の説明会を聞いて、教師の魅力を改めて知り、初めて知れたことがたくさんありました。子供の将来につながることに関われるすごく自分にとって魅力的な職業だなと思いました。小学校の先生が今少ないことを知り、私の夢は教師になることなので少しでも自分が携われたらなと思いました。

<大学教員による講話>

 

<学生によるプレゼンテーション>

 
<鳥取県教育委員会による講話>  <閉会・アンケート記入>