令和6年度「未来の教師」育成プロジェクトが鳥取東高等学校において開催されました。

公開日 2024年12月04日

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◆日 時  令和6年11月23日(土)10:00~11:30

◆会 場  鳥取東高等学校

◆参加者  鳥取東高等学校 教職に興味のある高校生17名(1年生13名,2年生4名),

校長,主幹教諭

      島根大学教育学部生(鳥取東高卒)2名,教員3名

◆概 要

 鳥取東高校では,「次世代教師塾」と名付けた地域の小中学校教諭の講話や学習支援ボランティア参加等の取組を行っており,今回の「『未来の教師』育成プロジェクトは,同校の「次世代教師塾」の取り組みの一環として実施されました。

 まず,島根大学教育学部教授から教育学部の特徴と学び,1000時間体験学修,へるん入試等につい説明をしていただきました。次に特任教授からは,小学校教員や教育委員会勤務の経験をもとに教員の魅力と困難さ,鳥取県の教員採用状況等について具体的にお話をしていただきました。

 後半の部では,2グループに分かれて,同校の卒業生2名がそれぞれ,大学での学びや大学生活について,普段の授業,1000時間体験学修,教育実習,アルバイトやサークル活動などについて大学生の視点からプレゼンテーションを行い、発表の最後には自らが高校生活で取り組んできたことなども含めて高校生へエールを送りました。

 事後アンケートからは「本日の講座に満足したか」に対して全員が「満足した」,また,「教職への関心が強まったか」に対しては「強まった」が75%,「やや強くなった」が25%と参加したすべての高校生が前向きにとらえてくれたことが分かりました。

 高校生の感想からは,「教師の仕事の仕組みを知れて面白かったです。今回の教師塾はもともと何かのイベントに参加してみようという気持ちで来たので,教師になろうとは,ほとんど考えていなかったのですが,いろいろお話を聞いてかなり教師に興味が出てきました。」や「今日のプロジェクトで教育学部の魅力がよくわかりました。島根大学の生徒の方の話を聞いて知りたかった大学生活や教育実習のことについて詳しく知れたのでとても良かったです。」など教職や教育学部に興味を持ってくれた生徒が多くあったことがうかがい知れました。

 また,ある生徒の感想にあるように、「この『次世代教師塾』は1年生の時から毎回出席していますが,どの会もそれぞれ違うことを学ぶことができて将来のことを具体的に考えるとても有意義な時間です。これから3年生になってからもこれまで学んだことを活かして受験やこれからの大学生活,将来に繋げていきたいです。」とあるようにそれぞれの生徒たちが教職を目指しながら,目標に向かって有意義な高校生活を送ってくれることを願っています。