将来の教員を志す鳥取県の高校生120名が,島根大学教育学部へ体験入学しました。

公開日 2024年08月30日

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◆期  日:令和6年7月29日(月) 午前11時45分から午後3時45分

◆開催場所:島根大学教育学部(20番教室)及び松江キャンパス内

◆参加者:高校生 120名 (鳥取東高,鳥取西高,八頭高,倉吉東高,倉吉西高,米子東高,

米子西高,境高)

        島根大学教育学部 34名(教員:8名  学部生:26名)

   鳥取県教委,高校 12名(鳥取県教委:4名,拠点校教員5名)

◆概要

 山陰教師教育コンソーシアム「未来の教師」育成プロジェクトの一環として「プロジェクト拠点校の高校生を対象とした特別な島根大学教育学部体験入学プログラム」が鳥取県教育委員会と島根大学教育学部が連携して開催されました。3年目の取組で,本年度も対面で実施することができ,120名もの高校生が本学を訪問しました。

高校生たちは大学に到着し,大学生の案内で図書館,研究室等の大学施設を巡ったり,学食で昼食を一緒にとったりしながら,まずはコミュニケーションを図りました。その後,開会にあたって,川路澄人教育学部長から歓迎の挨拶がありました。次に,「誰もが学びやすい学校を考える」をテーマに特別支援教育について扱った小山穂菜美助教の授業を体験しました。少人数でのグループで討論し,端末で話し合ったことを送信し皆で共有するなど,大学での学びを体験するとともに高校生同士の交流を深めることもできました。授業体験後,大学での学びや大学生活について現役大学生や大学教員からアドバイスを受けるとともに,鳥取県教育委員会より教員採用試験についての情報提供がありました。

高校生の事後アンケートでは,教育学部の学びや魅力,1000h体験学修のこと,大学生活について知ることができ,受験に対しての大きなモチベーションとなったことなどの感想があり,参加の高校生の皆さんには,進路目標を定める有意義なひと時となりました。それぞれの目標に向かって,今後の高校生活が充実したものとなることを願っています。