公開日 2023年10月03日
◆期 日：令和５年９月１３日（水）１５時０５分～１６時４５分（７限・８限）
◆会 場：米子東高等学校 各ＨＲ教室
◆参加者：米子東高等学校：２年生７３名
島根大学：教育学部学生４名、教員１名
◆概要
２年生を対象に「大学生講演会」と銘打って、「未来の教師」育成プロジェクトが実施されました。これは、様々な学部に進学した米子東高等学校出身の大学生が、後輩に対して大学での学びや大学生活について経験を伝えるなどしてアドバイスするものです。島根大学からは法文学部、総合理工学部、教育学部が参加し、その他大阪体育大学体育学部、岡山大学文学部、鳥取大学医学部からの参加もありました。島根大学教育学部からは４名が「未来の教師」育成プロジェクトの一環として参加しました。前半３９名、後半３４名計７３名と、人数も多く２教室での実施となりました。
小学校の担任の先生に憧れて教職を目指したことや、教員のやりがい、自分の成長につながることなどの教職の魅力、そして、島根大学の教育学部のコース分け等について、学生たちのプレゼンテーションがありました。学生たちは、子どもたちの誤答の原因を考え探るなどの大学の授業のおもしろさや、教育実習と1000h体験学修の学びで理論と実践の往還での話、教員採用試験までの取組など、パワーポイントや紙芝居などでしっかり話していました。特に、教師として「いじめを防ぎ、安心して生活できる学級づくりをしたい」と自分の強い思いを語るなど、将来に向け着実に歩んでいる学生の姿にも感心したところです。さらに、大学生の一日の生活の流れ、図書館や学食の紹介、サークル・アルバイトの紹介、一人暮らしのことなど大学生活についての話も高校生にとっては興味深いものであったようです。
教職に興味関心のある2年生でありましたが、高校生の中には、教師に興味が湧くような素晴しい講演であったとか、より教員になりたいという思いが強くなったとか、大学生活はすごく楽しそうで受験を頑張る気になったなどの感想がありました。先輩からの話は、高校生にとって 大学における学びや生活についてより具体を知り、教職に向かう意識も高まるなど、自らの進路目標を定める有意義なひと時となったと思います。
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