「未来の教師」育成プロジェクトが,倉吉西高等学校において開催されました。

公開日 2022年04月19日

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◆期 日:令和4年3月22日(火)13時30分~14時30分
◆会 場:倉吉西高等学校:会議室  島根大学:各執務室 (Google meetによるオンライン)
◆参加者:倉吉西高等学校:1・2年生10名,教職員3名 
           島根大学:教育学部学生2名,教員2名(縄田・吉田)
◆概要
 令和4年3月22日,令和3年度最後の「未来の教師」育成プロジェクトが倉吉西高等学校で開催されました。倉吉西高等学校では,令和3年度よりこのプロジェクトの拠点校となっています。初めの予定では,1月に地元の小中学校の先生も招いて開催する予定でありましたが,新型コロナ感染拡大が収まらない中,延期をしていました。3月になっても対面での開催は難しいと判断され,オンラインでの開催となりました。1,2年生の高校生10名と,大学側からは,縄田教授,吉田特任教授,そして教育学部生2名が参加しました。 
 縄田教授からは,「教師の魅力」や「教師に必要な力」,「大学での学び」についてお話があり、吉田特任教授からは,「教職の重要性」や「鳥取県の教員採用事情」等についての話がありました。
 その後,教育学部の学生たちは,高校とは違う大学での授業のことや,アルバイトのこと,1000時間体験学修や教育実習で学んだことなど,今までにない人との出会いや価値観にふれる大学生活の楽しさを話してくれました。さらには,先生をめざした思いや,後輩たちへのメッセージをしっかりとした口調で熱く語りかけました。
 高校生からは,「教育学部の魅力に触れることができ,視野を広げることができた。」,「教育の大切さやどのような教育が今必要とされいるのかを知ることができたので,これから高校生活でボランティア等の体験を多くしたい。」などの感想がありました。学生からは「倉吉西高生の堂々とした意見や積極的に質問する姿に感銘を受けた。」という感想もあり,高校生の真剣な思いが伝わってきました。
 高校生にとっては,進路目標を定める有意義なひと時となりましたが,大学生にとっても自分の思いなどを再確認し,これからの学びの意欲を向上させるよい機会となったようです。