鳥取東高等学校における「第3回次世代教師塾」が「『未来の教師』育成プロジェクト」として開催されました。

公開日 2022年03月03日

<img src="/_files/00262804/con0303-0-thumbnail.png" />

◆期 日:令和4年2月19日(土)午前10時~午前11時30分
◆会 場:鳥取東高等学校:会議室  島根大学:各研究室 (Google Meetによるオンライン)
◆参加者:鳥取東高等学校:1・2年生19名、教職員5名 
           島根大学:教育学部学生2名,教員3名(縄田・吉田)
◆概要
 鳥取県立鳥取東高等学校1・2年生の教職に興味のある希望者を対象にした取り組みである「次世代教師塾」の本年度第3回目は,鳥取県教育委員会と連携して実施している「未来の教師」育成プロジェクトの一環として実施しました。新型コロナの感染が拡大する中,オンラインでの実施となりました。

 同校では,これまで「次世代教師塾」の中で,小学校の教員(第1回)や中学校の教員(第2回)から話を聞いてきましたが,今回の第3回は島根大学の教員と学生から話を聞く回となります。島根大学側からは,縄田教授,吉田特任教授,そして教育学部生2名が参加しました。
 校長先生のお話の後,縄田教授,吉田特任教授の講話がありました。縄田教授からは,教師という仕事はクリエイティブであり,人の成長に関わる誇らしい仕事であることなど「先生という仕事」や,「教師に必要な力」,「大学での学び」についてお話がありました。吉田特任教授は,自身の体験を交えて,教職の魅力や教員になるための道のり,そして,教員が不足している鳥取県の教員採用事情等について述べられました。
 この後,大学での学びや生活について,学生二人が協力してプレゼンテーションを行いました。大学での授業,1000時間体験学修や教育実習のこと,私たちの推しポイントということで,地域人材育成コースのことや留学,研修,国際交流などについて話されました。さらには,先輩として高校生活へのアドバイスを,実体験をもとに熱く語ってくれました。
 高校生の感想には,これからの進路決定に生かしたいであるとか,今まで思っていた教師への考え方が大きく変わったなどの感想がありました。オンラインでありましたが,高校生にとっては,教職の仕事や,大学における学びや生活についてより詳しく知ることができ,進路目標を定める有意義なひと時となりました。それぞれの目標に向かって,今後の高校生活が充実したものとなることを願っています。

セル セル
セル セル
セル セル