鳥取県内で本年度最初の「未来の教師育成」プロジェクトが、米子西高等学校で開催されました。

公開日 2021年08月05日

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鳥取県内で本年度最初の「未来の教師育成」プロジェクトが、米子西高等学校で開催されました。


◆期  日:令和3年7月31日(土)9時35分~11時15分(オンライン開催)
◆会  場:島根大学教育学部201教室、米子西高-2階教室
◆参加者:米子西高等学校:3年生12名、2年生2名、保護者9名、教職員3名 
         島根大学:教育学部学生5名、教員3名(縄田・田中・吉田)  (計34名) 
◆概要
 米子西高等学校では、早期に生徒の進路意識を高めることや保護者の参加のしやすさを考慮し、本年度の事業を、夏休み初めの土曜日に開催することとしました。当初、対面での開催を予定していましたが、新型コロナ感染拡大により、急遽オンラインでの開催を余儀なくされました。
 当日は、予定より早く準備が整い、10分早く、大学生のなごやかなオープニングで始まりました。初めに、深田校長のご挨拶があり、続いて縄田教授が教育学部の求める学生像についてあいさつを兼ねて話されました。
 次に、田中准教授が、教師の魅力や教員採用の事情等の講話を行いました。その後、高校生からの質問を受けましたが、ICT教育のことやSDGsのこと、今教師に求められる力等のタイムリーで本質的な質問があり、高校生の真剣な気持ちが伝わってきました。
 後半は、大学生によるセッションとして、大学での学びのこと、アルバイトやサークル等の大学生活のこと、高校ですべきことなど順々に話をしていきました。それぞれの大学生が、話術をこらし、中にはフリップやパワポで説明するなど、高校生が分かるよう工夫していて、高校生たちは興味深く聞いていました。高校生からは、島大に入学した感想や主専攻と副専攻にかかわる疑問等、多くの質問がありました。
 生徒の中には、将来のイメージがわいたであるとか、島大に以前よりまして行きたくなったなどの感想もありました。また、保護者には、鳥取県の教育の実情を知ることができたであるとか、大学生の生の声を聞き大変参考になったなどの、感想がありました。高校生にとっても、大学生にとっても、教職に向かう意識が一層高まった、いい機会となりました。