公開日 2021年07月26日
令和3年7月21日に,島根大学教育学部附属教師教育研究センターと島根県教育委員会の教員研修に係る情報交換会を島根県教育センターにて開催しました。本会は平成24年から行われている歴史のある会で,今年度で10年目を迎えます。島根大学からは11名が,島根県教育委員会からは5名が参加しました。昨年度は2回ともオンライン開催でしたので,久しぶりに対面実施が叶いました。
この情報交換会は,両者が連携した教員研修のあり方や教員の資質向上について,実務レベルの情報交換を行うことを目的とした会で,回を重ねるごとに知恵の集積がなされています。当日は次のような協議題を中心に,ときに具体的なデータも踏まえて双方からの情報提供と活発な意見交換がなされました。
- 養成・採用・研修の一体化をめざした若手教員の育成・支援
- 山陰教員研修センターを活用した研修会
議論の中では,全国的に喫緊の課題となっている若手教員の養成や支援に関する課題や,山陰教員研修センターの活用をはじめとした今後の長期的研修計画を念頭に置いての課題意識の共有が行われました。
会の最後には,今後展開していく諸事業についての紹介が両者からなされました。
本会は回を重ねるごとに議論が充実してきているため,今回は30分増やして2時間半の時間設定としました。そして,時間を余すことなく使っての上記の展開となりました。引き続き両者あるいは関係機関間の対話を続けて協働していくことの重要性を確認しての閉会となりました。
(本情報交換会は,今年度中にあと1回開催する予定です。)